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昨年は、いわゆる「ブラック問題」などから、急速に苦境へと立たされることとなった牛丼大手・すき家。そんな中、徐々にその運営体制を建て直し、先頃、全国の店舗で再び深夜営業を開始することを発表したばかりだが、そうした中、すき家の公式サイト上には、全国の利用者から毎日のように苦言が寄せられ、物議を醸している。



これはすき家が開設している公式サイト内の「How to すき家」のページで、ここではFacebookからのユーザー投稿を読み込む形となっているが、その欄をチェックしてみると、具体的な店舗名を挙げた上で不満に感じた内容を列記、「二度と行かない」「バイトの教育は一体どうなっているのでしょうか?」といった声が多数寄せられているのだ。

近頃は企業の公式サイトなどで、SNSとの連携コーナーを設けるケースが増えているものの、そこに寄せられるのは必ずしも好意的な声ばかりではなく、今回、すき家の事例で明らかとなったように、見るも無残な内容となってしまうケースも少なくない。たしかに、情報の拡散力という意味で、SNSの持つ力は企業にとって魅力的に写るかもしれないが、良くも悪くも拡散してしまうということを、肝に銘ずる必要があるようだ。

文・今岡憲広

■参照リンク
How To すき家
http://www.sukiya.jp/howto/

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