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【マンション経営コラム|第89回】マンション経営をするためのマンションの賢い買い方は?
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【マンション経営コラム|第89回】マンション経営をするためのマンションの賢い買い方は?

2018-01-09 08:38

    不動産投資の中でも、一般投資家が挑戦しやすいものがマンション経営です。マンションを購入する際は立地条件や部屋数、部屋タイプを考慮することはもちろんですが、支出と収入のバランスを想定して、慎重に進めることがポイントです。

    マンション経営でのマンションの探し方

    不動産投資の物件を探す時は、不動産会社に問い合わせるのが主流です。売買情報は雑誌などの紙面情報やインターネットでも検索できますが、広告を出していない物件も少なくありません。

    いいなと思う物件のあるなしにかかわらず、まずは投資マンションがあるかを不動産会社に確認してみるといいでしょう。予算や立地など、自分の希望に合った物件が意外と早く見つかるかもしれません。

    競売の情報を見て、個人で物件を探すことも可能ですが、契約を交わす時はやはり不動産会社を通したほうが無難でしょう。自分が気に入らない場所や不安に思う物件は、どんなに勧められても、納得がいくまでは契約をせず、慎重に見極めるのがベストです。

    マンションの購入資金について

    マンション経営に必要な費用は、銀行や信用金庫、その他各種ローンで融資を受けることもできます。安い買い物ではありませんが、必ずしも自己資金がないと経営できないというものではありません。物件の価格にもよりますが、全額融資を受ける方法もあります。

    申し込みは誰でもできますが、高額な物件になるほど収入や担保、保証人といった審査要項が、厳しくなるのも事実です。投資したい物件が決まったら、どの程度の融資が見込めるかを確認しておくが大切です。いい物件が見つかったのに、肝心の購入資金が用意できなかった、という事態を防ぐことができます。業者によっては、執拗に契約を勧めてくる場合もありますが、必ず資金が用意できてから契約をするようにしましょう。

    失敗しないマンションの買い方

    マンションを買うときは、まず交通の便を含めた立地条件や内外装を確認しましょう。築年数の古い物件でも、駅が近いのならば入居者からの人気はあるのです。逆に、駅から徒歩10分以上の距離があっても、内装や外観がオシャレで清潔感のある物件も、空室になるリスクを抑えられます。マンションを購入するときに、自分だったらどんな物件に住みたいか考えながら、物件を選ぶのもオススメです。

    見に行くことができない物件や、情報が少ない物件には注意しなくてはいけません。どんなに勧められても、物件の詳細がわかるまでは、安易に買わないようにしましょう。マンション経営はリスクがつきものです。空室がある状態が長期間続けば、その間収入が入らないか、減ることになります。

    マンションを買う時は収入と支出のバランスをよく考えて、信頼のおける不動産会社と連携するのがポイントです。空室になった場合のリスクを想定して、ある程度の運転資金を用意しておくことも、失敗しないマンション経営につながります。

    マンション経営での確定申告や税金

    マンション経営者は物件という資産を持っていることになるので、固定資産税を支払わなければいけません。また、家賃という収入を得ることになるので、確定申告も必要になります。不動産会社に管理を依頼していても、税金や確定申告は自分で管理するケースがほとんどです。

    税務所のサポート窓口で申告方法を聞くのもいいですが、マンション経営だけでなく会社勤めをしていたり、会社役員であったりする場合は、年末調整との兼ね合いがあります。不明点は事前に税理士に依頼するといいでしょう。

    課税額は購入したマンションの価値によって決まります。固定資産税の額は、購入時にきちんと確認しておくことが大切です。確定申告はマンションの収入だけでなく、給料なども含めて、全て記入する必要があります。年金も記入対象ですので、忘れずに申告しましょう。確定申告の記入方法は収入、支出によって個人で異なります。年度末の税務署や税理士の繁忙期が訪れる前に準備をしておきましょう。

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