お便り紹介コーナー
P.N 好きは強い! さん から
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毎晩ブログ読むの楽しみにしています!
昨日は歯磨き粉の記事で笑った
セレクト、セレクション、サマー・・・
色々なセリがありますが、どのように上場させるセリを決めているのですか?
預託馬は、前もってこのセリ出します!って言われて、それまでに作り上げるのですか?
生産馬は、お産前からある程度血統でここ出せる!産まれてからの出来を見てここにしよう!などなど決めるのですか?
セレクトとセレクションの違いがよくわからないのですが
明日のセレクト一歳に上場馬がいないようなので気になりました
サマーはたくさんいるみたいなので来月楽しみです!
コンサイで預けてくれる牧場さんって常連?というか長い付き合いの方が多いのですか?
ご新規さんなどもちらほらいるのですか?
先約で馬房が埋まってしまってご新規は難しいかな…?
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お答えします。
生産馬の多くは産まれる前から決まっています。それは血統がその子の価値の大半を占めるからです。牡で血統〇馬っぷり◎であればセレクト当歳に向かい、セレクションはその次の選択肢になります。年々セレクションは受かり辛くなっているので(庭先取引メインだった牧場の多くがセレクションに参入し、繁殖セールで積極的に血の入れ替えを行っている牧場が強い)、セレクト1歳orセレクト当歳に向かうケースは増えるかもしれません。
預託馬は当歳11月位から受入を開始して、その時点でどこのセリに向かうか確認をします。どのセリに向かう場合であってもベースは冬季夜間放牧です。概ね3月or4月から特別市場へ向かう子は飼養変更をします。最近のトレンドは当歳のうちから入場しセリに向かうケースですね。もちろんセリの2ヵ月前から受け入れて、仕上げていくこともします。そういう子よりも当歳から受け入れている子の方が色々やりやすいのは間違いないですね。中高一貫校で高校から入学する子と中学から入学する子のイメージがわかりやすい。
さて、預託主ですが、ほぼ檀家で埋まります。もし、新規であれば当歳のうちから入場させることがベターだと思います。セレクションとオータムであれば2か月前入厩でも対応は可能ですが、サマーとセプテンバーは大体埋まってしまいます。できるだけ、お預かりしたいのですが頭数が多いと皆不幸になってしまいますもん。キャパはセレクションとサマーで35頭ですね。断らなくていいように、放牧地がもっと欲しいなあ、、、