1月の初めから10日間ほど、妻は長男を連れて札幌に行っていました。塾の冬季講習のためです。早いもので長男はもう5年生。4月からは6年生になり、来年の今頃はお受験です。都会にいれば中学受験は身近なものかもしれませんが、田舎暮らしの藤沢にとって、それはそれは珍しいもの。知り合いが先にお子さんの中学受験に合格しているのですが、当時、周りの親御さん達の反応といえば、「◎◎さんのところのお子さん、お受験するみたいよ~」と稀有な目で見られていたそう。

田舎では、地元で生まれ、地元で育ち、都会で働くor地元で働くがスタンダード。中学受験なんか、「子供に無理して勉強させてる」くらいに思われているのかも。そういう状況下でも、やはりお受験をさせたいなと思うのはどこかズレているのかもしれませんね。でも、藤沢も中学受験組でした。そして、それが今となっては良かったと思えるので、子供にもさせたいと勝手に思っているだけです。なんて、親のエゴですよね。でも、極力関わらない、関与しないというのは優しさのように見えて、実は「残酷」なんだと思う。どんな育て方をしても、行き着く社会は一緒。それが荒波なのか、穏やかなのかはわかりません。でも、ストレスや負荷をかけて、自分のコントロール術を今から身につけておくのは、生きていくために重要なの。ストレスに強くなるのは無理だけど、ストレスを感じたときにどうするか?その処世術の基礎になってくるはずだから、過干渉はしないけれど、少し干渉はしていきたい。そんな思いで、お受験です。本人はとても大変そうですけどね。結果が不合格でも、きっと活きてくる信じてます。

そりゃ合格した方が成功体験も味わえて勿論良いですけどね。

さて、掲題の件。
そんなわけで、次男と藤沢が我が家で留守番をしていました。冬休み中だったので、朝昼夕と三食しっかり作っていたわけですが、思いのほか藤沢が作る料理は美味いと気づきました。