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太田記者厳選の良血馬たち
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太田記者厳選の良血馬たち

2015-04-04 21:35
    5日間の「超良血馬オンパレード」が終わった。
     安平町のノーザンファーム、苫小牧市のノーザンファーム空港、千歳市の社台ファームを回り、約100頭の2歳馬を取材した。
     エアグルーヴ最後の子となるルーラーシップの全弟、ブエナビスタの半弟、エピファネイアの半弟、ハープスターの半妹、アパパネの半妹、レーヴディソールの半弟、エイシンフラッシュの半弟…。さらには2億5000万円で落札されたアゼリの13や、白毛のユキチャンの13など、話題の馬がズラリそろっていた。
     ぜいたくなことに、だんだん「良血馬慣れ」してきて、少しぐらいの良血では驚かなくなってしまった。おそらく近いうちに紙面で特集を組むことになるだろうが、写真は北海道の奥村記者が撮影したものが使われるので、僕が撮った写真の中から厳選3枚をこの場で披露させてもらおう。
     エアグルーヴの13(牡、角居、父キングカメハメハ)には生まれながらの気品を感じた。現在483キロ。写真の通り小顔だが体つきはまだ幼い。じっくり育てて秋以降のデビューを目指す方針のようだ。
     アゼリの13(牡、松永幹、父ディープインパクト)はいかにもディープインパクト産駒らしい見た目だ。父母が日米で年度代表馬に輝いた超良血馬。現在460キロで順調に調教ペースを上げてはいるものの、高額馬だけに大事をとって早くても秋の初陣となりそうだ。
     ユキチャンの13(牝、吉田、ハービンジャー)は優雅な白さが目についた。現在521キロと雄大な馬体でやはりダート向きか。早ければ夏の入厩もあるかもしれない。
     3頭とも関西馬で、栗東での再会が楽しみだ。【太田尚樹】
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    堂々たるたたずまいのエアグルーヴの13(撮影・太田尚樹)
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    アゼリの13は2億5000万円!(撮影・太田尚樹)
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    ユキチャンの13は優雅な白さ(撮影・太田尚樹)
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