目次 2012.11.6
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・「ニャンとも言えない一二三伝説」をご覧の皆さんへ
・数々の記録を持つ将棋界の金字塔
・全盛時より今のほうが研究している
・自信を深めた名人との対局
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「ニャンとも言えない一二三伝説」をご覧の皆さんへ
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この度は私のチャンネルを開設していただき、大変光栄に思っております。
私が愛猫家ということで「ニャンとも言えない一二三伝説」という
題名になりました。
猫についてはいずれお話するとして、
ここでは将棋の話題や私の人生観、趣味についてなど面白おかしく
語っていければと思っております。
いろいろな意味で皆さんの参考になれば幸いです。
お付き合いの程、よろしくお願いいたします。
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数々の記録を持つ将棋界の金字塔
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まずは簡単に私の棋歴をご紹介しましょう。1954年に史上最年少の14歳で
プロ四段になりました。初めて檜舞台に登場したのはデビューから6年後、
第19期名人戦七番勝負でした。
七番勝負とは野球の日本シリーズと同様に、先に4勝を挙げたほうが
勝者となります。大山康晴名人に1勝4敗で負けてしまいましたが、
当時私は弱冠20歳。名人戦登場の最年少記録は50年以上が経った今も
破られていません。
1982年に悲願の名人位を中原誠さんから獲得、初挑戦から22年後の
ことでした。名人の他にも十段、王位、棋王、王将のタイトルを獲得しました。
対局数は2400局で歴代1位です。通算勝数1308勝は中原さん
(誠十六世名人)と並んで歴代2位タイとなります(11月5日現在)。
今年の7月26日に1308勝を挙げてから約3カ月が経ちましたが、
そこから7連敗を喫してしまうんですね。将棋マスコミの方々が
単独2位の瞬間を期待して取材に来てくれるのですが、
まだ達成はしておりません。
でもね、私は全然焦ってはいないんですよ。
私にとって1309勝目は通過点だと思っていますから、どうってことはなくてね。
ニュースにはなるでしょうけど、はっきり言って私自身は「別にっ」っていう感じ。
どういうことかと言いますとね、
コメント
コメントを書く私は47才女性です。今年の始めから突然将棋のファンになりました。当然、将棋の入門書を見てもなかなかサッパリです。でも私は将棋の世界や棋士の方々が大好きなのです。なので加藤先生のお話とても楽しみです。末永く宜しくお願いします。
これからも、熱い対局・新たな伝説を期待しています。