ニャンとも言えない一二三伝説 vol.25
                                       
□―――――――――――――――――――――――――――――――――――――□
  目次             2013.7.6
■―――――――――――――――――――――――――――――――――――――■
  ・転機となった教会での祈り
  ・慌てないで落ち着いて戦え
  ・思わず叫んだ奇跡の詰み

  ・…………・…………・…………・…………・…………・…………・…………・   
  転機となった教会での祈り
   ―――――――――――――――――――――――――――――――――――    
みなさん、こんにちは。
今回もキリスト教にまつわる話をさせていただきます。

聖書は一般的に「喜ばしい便り」と訳されます。
ベネディクト16世の教えは喜ばしい便りに加えて
「人の生き方を動かす力がある」ともおっしゃっています。

将棋には定跡(じょうせき)と呼ばれる手順があります。
先人達が長い年月を掛けて構築されたもので、
洗練されたプロの戦い方における礎みたいなものです。

定跡も尊いものだが、それだけではなく、
さらに一歩踏み込んで新しい指し方を試みることも大事なことなのです。

昭和45年に洗礼を受けたことは前回お話しした通りです。
ミサにも与ってましたし、教会にも行っていました。

しかし、2年間は勝負の前に祈りを捧げることをしていませんでした。

私は対局というものは自分が一生懸命に指せばいいと思っていたのですが、
それだけではいけないことに気がついたのです。