ハックルベリーに会いに行く
あしたの編集者:その12「この世界の本質は隠されている」(1,744字)
正しい生き方をしていると、この世界の本質に突き当たる。
この世界の本質を知ると、それを活かした本作りができ、編集者として生き残ることができる。
では、「この世界の本質」とは何か?
ところで、ぼくがこの概念を初めて意識したのは、宮崎駿監督のドキュメンタリーを見ていたときだ。
その中で、彼は若いアニメーターに対し、人がものを食べるときの動きを教えていた。そこで、「食いちぎった肉が揺れる動作」を描くと美味しく見えるということを説明した後、「これがこの世界の秘密の一つなんだ」ということを話していた。そしてアニメーターというのは、そういう秘密をいくつも見つけていくことが仕事なのだと。
そこでぼくは、この世界には肉が美味しく見えるような動きがあるということ、そしてそれは普段は隠されていること、それを知ることによってアニメーターとしてのレベルが上がることなどを知った。そうして、端的に「この世界には本質が
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コメント
コメントを書く『この世界には本質があり、それは普段秘密にされている』
『本質は、隠されているからこそ価値がある』
昨日の『この世で真っ当に生きるには、どれだけ客観視の力を養うことができるかということに尽きる』
と結びつけて考えると、客観視の力がなければ本質に触れることができないのでは、と思いました。
>>1
まさにその通りですね。本質を見極める上で客観視は最大のポイントです。