閉じる
閉じる
×
ここまで「お金の話」をずっとしてきたが、それは詰まるところ「生きるセンスの話」だといえる。生きるセンスがあれば、お金とのつき合い方は上手くなるし、生きるセンスがないと、お金とのつき合い方も下手になる。
たとえ真面目で優秀な人でも、お金で成功する人と失敗する人とに分かれる。昔、よく借金の保証人になって人生を台無しにする人がいたが、それは彼らがお人好しとか無知だったりしたわけではない。それらはほとんどお金とのつき合い方が下手なことに起因している。結局のところ生きるセンスがないのだ。
では、「生きるセンス」とは何か?
それは、「価値を正しく判断できる」ということだ。いいものはいいと思え、悪いものは悪いと思えること――である。
例えば、たとえ親友でも借金を踏み倒すような人間はやっぱり「いい人」とはいえない。だから、それを見抜けるかどうかがだいじなのだが、そこで判断力が働くかどうかが「生きるセンス」
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。