ロスジェネ世代とは、今だいたいアラフォーからアラサーの人たちである。彼らは、大人になったとき(2000年頃以降)には就職難だった。また疑似恋愛が花盛りで、恋愛や結婚を積極的にするという風潮もなくなっていた。

そのため、正規雇用されず、また結婚もしていない人が多い。ところが、そうした中で仕事がどんどん減ったり、生活が苦しくなったり、孤独さが増したりと、社会の中で追い詰められてきている。
そういう人が、かなりのボリュームいる。だから「ロスジェネ世代」と言われているのだ。

ロスジェネ世代の中には、心の病を患ったり、ひきこもりに苦しんだりしている人も少なくない。そのため、これからどう生きたらいいのかというのは、彼ら自身だけではなく、一つの社会問題にもなりつつある。彼らをどうすれば救えるのかということが、社会全体の議論になりつつあるのだ。

ところが、そこでどうすればいいかということの解決策はちっとも