ハックルベリーに会いに行く
「映画的」の正体:その1(1,933字)
「映画的」という表現は、誰でも一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。
これはしかし、不思議な言葉である。比較的頻繁に使われるにもかかわらず、実はその定義が曖昧なのだ。それを厳密に理解している人はもちろん、深く考えたことのある人さえそうそういないだろう。
それにもかかわらず、人口に膾炙している。本や雑誌を読んでいると、頻繁に突き当たるといってもいいくらいだ。
つまり、そりなりに有名な存在であるにもかかわらず、正体が謎なのだ。一体「映画的」とはどういう意味なのだろう? その正体は何なのか?
それを追求する前に、まず確認しておきたいのは、この言葉はたいていポジティブな意味合いで使われている――ということだ。だいたい褒め言葉として用いられる。「映画的」と言われて、ネガティブに受け取る人はほとんどいないだろう。
それは、我々の中に映画全般に対してポジティブな印象があるからに他ならない。映画を好
この記事の続きを読む
ポイントで購入して読む
※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら
- ログインしてください
購入に関するご注意
- ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。
- ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。
2019/08/08(木) 06:00 子どもたちに伝えたい「仕事がなくなる時代」のドラッカーのマネジメント:第14回(1,569字)
2019/08/12(月) 06:00 Kindleを散歩中にiPhoneの自動読み上げで聞くようにしたら読書が異様に捗るようになった(1,702字)
コメント
コメントを書く>>1
ありがとうございます!
修正しておきます。
記憶って不思議なものだ
修正ありがとうございます。