• このエントリーをはてなブックマークに追加
映画のサンプリングについて研究する:その11(2,052字)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

映画のサンプリングについて研究する:その11(2,052字)

2020-02-20 06:00
    『フォレスト・ガンプ』(1994年公開)は、そもそもがロバート・ゼメキス監督の「サンプリング映画を作る」というコンセプトから始まった。

    ゼメキスは、1978年に『抱きしめたい』で映画監督デニューすると、1984年の『ロマンシング・ストーン 秘宝の谷』で一定の評価を得た。これをきっかけにスティーヴン・スピルバーグから新作を依頼され、1985年に公開した『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で大成功を収める。

    思えば、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』も一種のサンプリング映画だった。ゼメキスは、この作品で当時流行していた「SF」と「50年代」をサンプリングし、組み合わせる。
    「SF」は、『スター・ウォーズ』や『未知との遭遇』『E.T.』などの大ヒットで映画の一大ジャンルに成長していたし、また「50年代」は、この頃「古き良きアメリカ」の代名詞として盛んに取り上げられるようになっていた。

    アメリカは、
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。