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ゲーム産業は、生まれたときからグローバルだった。
最初は1970年代にアメリカで始まり、70年代の後半から日本で発展した。そうして2000年くらいまでは、日本の独壇場だった。ただしアメリカが、2000年以降盛り返してきた。
その後、90年代の後半からカナダが、アメリカゲーム産業の再興とともに隆盛してきた。カナダは、最初はアメリカゲーム産業のバックヤードとして発展した。
一方、2000年代に入ると北欧でもゲーム産業が発展した。特にスウェーデンで発展した。
さらに、2010年代からは中国でスマホ産業が爆発的に拡大し、それに伴ってスマホに特化したゲーム産業も生まれた。特に、テンセントのアプリ市場が急激に拡大したため、その中でゲーム産業も活況を呈した。
こうしてみると、カナダ・北欧と中国のゲーム産業はその性質が大きく異なるといっていい。カナダ・北欧は1990年代後半から2000年代にかけて発展した
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中国は元々海賊版がひどく、パッケージのビジネスとして成立しないため
サーバーを介さないと遊ぶことができないオンラインゲームが台頭した
という事を聞いたことがあるのですが、そういう側面はないでしょうか。
岩崎夏海(著者)
>>1
たしかに、そういうことも十分あるでしょうね。PCのオンラインは先に韓国が発展したので、中国はそこを模倣し、またそこの市場で勝負したというところも大きいでしょう。オンラインでは日本よりむしろ韓国に乗っかっていました。
ご返答ありがとうございます。
中国のオンライン市場は、韓国起源なんですね。
確かに韓国は、アメリカと日本からのゲームの流入で
独自のゲーム文化があるようですね。