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報道ステーションのwebCMが炎上した。
これははじめから炎上覚悟であえて配信し、それで炎上したので確信犯だ。だから、とやかく言っても仕方ないと思うのだが、これを燃やしたい人は存外に多かった。
なぜ報ステが炎上覚悟のCMを配信したかといえば、この尖ったCMを分かってもらえる人にシンパシーを抱いてもらう――つまりより深く「客を刺そう」という戦略だったのだ。
その戦略そのものは悪くないと思う。何ごとも尖らせないと刺さらない。テレビはここ20年尖らないように尖らないように作ってきた結果、今では誰にも刺さらなくなりコンテンツとしての価値を失った。だから、「もう一度尖らせたい」という思いが、制作陣の内部からマグマのように突き上げてきたからだと思う。
しかし結局は炎上という形でそのマグマに「冷水」が浴びせられたため、報ステスタッフは意気消沈したことだろう。おかげで彼らは世間への憎悪を募らせ、次からは分
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コメント
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DIY、キャンプが流行っているのもそのことからだと思っています!
岩崎夏海(著者)
>>1
まさにその通りでしょうね。YouTubeにも、そういうYouTuberがたくさんいますが、さらに注目するべきは、どれも再生回数が多いことですね。潜在的な関心が野火のように広まっているのです。