ハックルベリーに会いに行く
2022年の初頭に教育について考える:その2(1,837字)
最近、「心理的安全性」なる言葉が流行っている。「心理的安全性を確保する」などということが、多くの企業での課題になったりしている。
ぼくは、この言葉は案外重要に感じている。そこで、今日は「心理的安全性」について書きたい。
心理的安全性とは、ネットによると「組織の中で自分の考えや気持ちを誰に対してでも安心して発言できる状態のことです。 組織行動学を研究するエドモンドソンが1999年に提唱した心理学用語で、『チームの他のメンバーが自分の発言を拒絶したり、罰したりしないと確信できる状態』と定義しています」とある。
これはしかし、ぼくは正確ではないと思う。正確には、「自分の意見がたとえ否定されたとしても、それによって立場が脅かされない状態」のことではないか。実際、絶対に否定してこない相手であっても、「迂闊なことを言えない」という間柄はある。自分を罰したりしないとは分かっていても、「上手いことをいわな
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