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お金は「欲」と不可分の関係にある。人には「欲」があるからお金を使い、経済が成立する。
しかしながら、人間――とりわけ日本人は、「欲」について無知である。なぜなら、「臭いもの」として「蓋」をしがちだからだ。見て見ぬ振りをしてきた。これまでなきものとして扱ってきた。
ただし、日本人には二枚舌で裏表のある人間も多い。そういう人間は、表では欲についての無知を装いながら、裏ではしっかりと欲について勉強した。
その結果、日本人の欲についての知見には大きな格差が生まれることとなった。欲に無知な人間はそのままだが、詳しい人間は裏でこっそり学んでいるのだ。
そこで、ここでは欲について少し考えてみたい。人間にはどんな欲があるのか?
まず、「生きたい」という欲がある。これは見落とされがちだが、ほぼ全ての人間にとって最も根本的、根源的な欲だ。
それから、「負の欲」というものもある。これは、「嫌なもの・ことから避け
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