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[質問]
岩崎さんはよく「才能」という言葉を使われますが、どのような定義で使ってらっしゃるのでしょうか。また、それとあわせて「天才」の定義とはなんでしょうか。
[回答]
人には誰も、「先天的に備わっている資質」があります。「遺伝子の性質」といってもいい。例えば、背が高いとか、低いとか。
しかし、背の高さは、それだけでは良い悪いもありません。ただの性質です。
ところが、バスケットボール選手としてとなると、良い悪いが出てきてしまいます。背の高さは、俄然「良い性質」ということになります。そのため、背の高いという性質は、バスケットボール選手にとっては「才能」といえるでしょう。
そんなふうに、才能は固有の分野にマッチした性質のことです。そして天才は、その「固有の分野にマッチした性質」が、マッチする度合いが飛び抜けており、かつ複数あること、と考えています。
例えば、ジャンプ力がある、俊敏性が高い、目が
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