ハックルベリーに会いに行く 日本人はデフォルトで人を裏切る(2,166字) 2013/05/06(月) 06:00 4 タグを追加 登録単語を空白で区切ると一度に複数のタグを登録できます。・タグを編集するにはログインしてください。・同じタグは複数追加できません。・最大文字数を超えているため追加できません(全角20文字半角40文字まで)。・タグの登録数が上限に達しているため追加できません(最大10まで)。・タグのロックは1記事あたり最大5つまでです。・ロックされているタグは削除出来ません。・不正な操作です。・タグの追加に失敗しました。お手数をおかけしますがしばらくしてから再度お試し下さい。 最近ではネトウヨが隆盛を誇っていて、一方ではそれを懸念するリベラルな人もいて、侃々諤々の議論が喧しい。そんな中で、ヘイトスピーチがエスカレートしたり、あるいはネットのいじめのようなものも横行して、「世も末だ」とお嘆きの諸兄も多いことだろう。しかしながら、ぼくはこうした状況をそれほど悲観してはいない。というのは、こうした状況は、この日本という国にあってはそれこそ「常態」であって、こんなふうに「世も末だ」と嘆かれる中で、いつだって生き残ってきたからだ。日本という国の歴史を見れば見るほど、この国の住民のある種の図々しさが見えてくる。 この記事の続きを読む ポイントで購入して読む ※ご購入後のキャンセルはできません。 支払い時期と提供時期はこちら ログインしてください ログイン 購入に関するご注意 ニコニコの動作環境を満たした端末でご視聴ください。 ニコニコチャンネル利用規約に同意の上ご購入ください。 記事一覧に戻る 4件のコメントを見る ポスト シェア 違反報告 2013/05/03(金) 06:00 週末に見たい映画#019「コーラスライン」(2,072字) 2013/05/07(火) 06:00 10歳の少年の見る夢としての「めめめのくらげ」(2,771字) 新着記事 2025年の計:その4(1,632字) 4時間前 2025年の計:その3(1,747字) 1日前 2025年の計:その2(1,730字) 2日前 2025年の計:その1(1,766字) 3日前 2024年を振り返り、2025年を展望する(5/5)(1,892字) 2週間前 記事一覧 ハックルベリーに会いに行く フォロー 『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。 メール配信:ありサンプル記事更新頻度:月-金の毎日※メール配信はチャンネルの月額会員限定です 岩崎夏海 1968年生まれ。男性。本名同じ。東京都日野市出身。東京芸術大学美術学部建築科卒。 秋元康氏に師事し、放送作家や秋元氏のアシスタントとして17年間働き、AKB48にも関わる。独立後、『もしドラ』を著し41歳で作家に。 ブロマガのタイトルは、大好きなザ・ブルーハーツの「1000のバイオリン」より。 コメント コメントを書く DJ Richard(ID:13870557) 確かに、物心がついた時から、「世も末だ」とずっと言われている感があります。 日本人が裏切りやすいのは、山本七平が考察していた「空気」と「水を差す」ってのもかなり関連している気がします。 No.1 142ヶ月前 carta_maglia(ID:4015641) 私もそう思います。 フィクションですが、「多崎つくる」も「エヴァQ」も主人公が所属していたグループから何の説明もなく突然裏切られられるところから物語が始まりますしね。 日本で最も有名な小説家も映画監督もハックルさんも現代を同じように観察されているのですね。 No.2 142ヶ月前 岩崎夏海(著者) >>1 「世も末だ」と言っていると、ちょっといいことがあった時に嬉しい、という効果もあるのでしょうね。 No.3 142ヶ月前 岩崎夏海(著者) >>2 それは面白い考察ですね。 裏切りは日本人の真性の奥深くにいつでも宿っているものですが、今またそれがクローズアップされる、つまり裏切り者が現れることの、それは予兆かもしれないですね。 No.4 142ヶ月前 コメントを書く コメントをするにはログインして下さい。 以下のコメントに対して返信します コメントする
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コメントを書く確かに、物心がついた時から、「世も末だ」とずっと言われている感があります。
日本人が裏切りやすいのは、山本七平が考察していた「空気」と「水を差す」ってのもかなり関連している気がします。
私もそう思います。
フィクションですが、「多崎つくる」も「エヴァQ」も主人公が所属していたグループから何の説明もなく突然裏切られられるところから物語が始まりますしね。
日本で最も有名な小説家も映画監督もハックルさんも現代を同じように観察されているのですね。
>>1
「世も末だ」と言っていると、ちょっといいことがあった時に嬉しい、という効果もあるのでしょうね。
>>2
それは面白い考察ですね。
裏切りは日本人の真性の奥深くにいつでも宿っているものですが、今またそれがクローズアップされる、つまり裏切り者が現れることの、それは予兆かもしれないですね。