ハックルベリーに会いに行く
この連載を書くまで、ぼくはフランクリン・ルーズベルトのことをほとんど知らなかった。しかし調べてみると、この人物が現代日本にどれほど巨大な影響を与えたかということがよく分かった。
第二次世界大戦は、ほとんどこの人物の想定通りに推移した。戦後の日本もそうである。つまりルーズベルトの思い描いたビジョン、イメージした未来というものが、戦後日本さらには今の日本を形作った。そのためルーズベルトへの理解がなければ、現代日本、あるいは我々日本人の理解もままならないのである。
ところが、そんな最重要人物のことを日本の教育機関は全く教えない。これは明らかな逆プロパガンダだ。日本人の自分理解を大きく妨げる一因になっているといえよう。
このルーズベルトを始め、日本の学校では近現代史を全く教えない。知りたいなら自分で調べるしかない。そのことが、今の日本国民の特殊性を形作っているといえるだろう。
日本人ほど、自