人は明るいニュースを欲しない。暗い事件を欲する。だからマスコミは、そうした人々の要請に応え、暗い事件ばかりを流しているのである。
では、なぜ人は暗い事件を求めるのか?
口では明るいニュースを望み、暗い事件の一つひとつに「ひどい世の中になったもんだ」と嘆きながらも、なぜなおも暗い事件に目を通そうとするのか?
そのことについて考えていたら、とある本の中に、その謎を解き明かすような知見に出くわした。そこで今日は、それについて書きたい。
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コメント
コメントを書く喜劇を観てナチュラルな感情を発露させるよりも、悲劇を観て他者の感情を自分の中で直接的にシミュレートするほうが、カタルシスを感じやすいのでしょうか。
>>1
喜劇はやっぱり憂さを晴らすという感じで、ここでいうカタルシスを得るのとは違うかもしれませんね。やっぱり悲劇を、他人事でありながらしかし感情移入して、自分のこととして見るのが、一番気持ちがすっきりするのだと思います。