百田尚樹のテレビでは伝えられない話
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『カエルの楽園』第二章
4
翌日、またもや平和な空気を切り裂くような悲鳴が轟きました。
それは昨日と同じ南の崖から聞こえてきました。たくさんのカエルたちが南の崖に向かうと、崖のふちに一匹のウシガエルが仁王立ちしているのを目にしました。
ツチガエルたちは間近に見る巨大で醜悪なウシガエルの姿に悲鳴を上げ、後ずさりました。ソクラテスもまた、その恐ろしい姿にふるえあがりました。
ウシガエルは無表情のままツチガエルたちをなめるように見つめています。
南の崖のふちにウシガエルが立っているという信じられない光景を目の前にして、ツチガエルたちはどうしていいかわからないようです。その中にはデイブレイクもいましたが、彼もただ全身をガタガタとふるわせているだけでした。
ウシガエルもツチガエルも動かないまま、恐ろしい緊張に満ちた時間だけが刻々と過ぎていきました。ウシガエルの吐く臭い息がツチガエルたちにも匂ってきます。
そのとき、「ハンニバルが来たぞ!」と言う声が聞こえました。
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コメント
コメントを書く最近、カルタゴがローマに滅ぼされた時のハンニバルのことを知りました。深いですね。。。日本がカルタゴの二の舞にならないようにと切に思います。
ウシガエルのことが全く解っていないにも関わらず自信満々に彼らについて語る事ができる点が不思議ですねw
デイブレイクが憎らしいです。でも、これって、近くにある話だなと思っています。同僚の子供さんがハンニバルと同じ状況に属しています。ハンニバル頑張れ!です。
とうとう現れましたね、ウシガエル軍団
そして、そのことに対するナパージュの対応を容易にイメージ出来てしまうのは、ある種異常なんでしょうかね…??
先日ツイートされてましたが、確かに伝説的な傑作になる予感がしますね(^ ^)
また来週を楽しみにさせて頂きます♪
ムンバイの車窓から♪
なかなかもどかしい展開に・・・
まだ、掲載されていないにも関わらず、数回分先まで読みたくなるという。
例えて言うなら、えびせんのような小説ですね。
スチームボートとハンニバル兄弟の力が落ちるのを偵察しに来てるのがわからないのか!
デイブレイクよ!せっせとガマガエル軍団のお気に召すように動いてるとしか見えません!
スチームボートの力もかなり落ちてるみたいだし、ハンニバルの立場もよくないし
ナパージュは凄くまずい状況になってきましたね><
もうガマガエル軍団が攻めてくるのも時間の問題だな・・・