結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2020年3月10日 Vol.415
目次
- 目が見えない人のためのネイルサロン
- 音声入力について - 文章を書く心がけ
- 「未/済」を一目で区別できますか - 仕事の心がけ
- お金と好みとどちらを取るか - 仕事の心がけ
はじめに
結城浩です。
いつもご愛読ありがとうございます。
新刊の話。
2020年5月刊行予定のシリーズ最新作『数学ガールの秘密ノート/複素数の広がり』は現在アマゾンで予約受付中です!
◆『数学ガールの秘密ノート/複素数の広がり』(アマゾン)
https://www.amazon.co.jp/dp/4815606021?tag=hyuki-22
原稿は、現在誠意執筆中。先週末は第5章をレビューアさんに送付しました(結城はネットを通じてレビューアさんに各章をレビューしていただいているのです)。そして月曜日にはプロローグ・あとがき・参考文献を送りました。あとはエピローグといくつかの加筆部分のみです。ともかく、推敲・校正作業はあるとしても、だいぶ完成に近づいたといえます。がんばりましょう。
Web連載で書いた原稿というベースがあるという意味では、一冊をまとめる「ハードルは低い」といえます。しかしながらWeb連載を毎週書くことと、一冊の本にまとめることとでは発想からして違います。無数の加筆・修正も行っています。
その意味では、Web連載を本にまとめるというのは「スタートのハードルは低いけれど、ゴールまでのハードルはたくさんあり、しかもときどき高いハードルもある」くらいが的確な表現かもしれませんね!
ともあれ、今回もたいへんわくわくする数学物語に仕上がりつつありますので、どうぞご期待ください!
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言葉の解像度の話。
力学の初歩を学ぶと「月は落ちないけれど、落ち続けている」ことを知る。
月は地球に当たらないという意味では「落ちない」。
月は進む方向を絶えず変えているという意味では「落ち続けている」。
「落ちる」という言葉の解像度を、物理学が上げている。
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「結城浩の作業ログ」の話。
「結城浩のサークル」を開始してから約ひと月となりました。現在約60名ほどのメンバーに参加いただいています(感謝)。
先日は、note公式の「注目のサークル」というコーナーでもピックアップされました。
◆note公式の「注目のサークル」
https://note.com/circle/trends
「結城浩のサークル」といっても、いわゆるサークル活動とはちょっと違っていて「結城浩の作業ログ」と銘打って、結城の毎日の作業ログをリアルタイムで常時配信している状況です。
プランの名前も実態をよく表すように「結城浩の作業ログが読めるプラン」と設定しました。
作業ログの形式も定まってきて、関連ツールも揃ってきましたね。「作業ログを更新するための関連ツールの開発」自体も作業ログとして配信しています(再帰的ですね)。
あくまで結城の作業ログですから、書籍のようにかっちりしたコンテンツが配信されるわけではないのですが、作業ログをのぞくのもなかなか楽しいですよ。執筆活動やプログラミング活動を行っている結城がどんなふうに日々を過ごしているか、Twitterとはまた違った角度から眺められると思います。
こちらに「内容紹介用のサンプル(実際の作業ログ)」があります。よろしければ、あなたも覗いてみてください。
◆結城浩の作業ログ/内容紹介用のサンプル(実際の作業ログ)
https://esa-pages.io/p/sharing/3944/posts/322/e305538b863f2f5c181e.html
こういう「結城浩の作業ログ」に関心がある方は、以下からお申し込みください。ひと月200円です。
◆結城浩のサークル(結城浩の作業ログが読めるプラン)
https://mm.hyuki.net/circle/
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「一生分のツイート」の話。
ときどき思うこと。
自分の「一生分のツイート」を振り返ったとき。
「誰かを咎めたり責めたりするツイート」よりも「誰かを励ましたり感謝したりするツイート」の方が多い人生でありたいと願います。
そしてその願いは、「一生分」を「一日分」に置き換えても変わらないし、「ツイート」を「言葉」に置き換えても変わりません。
いつも喜び、たえず祈り、すべてに感謝する。今日もそんな一日にしたいと願います。
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では、今回の結城メルマガを始めましょう。
どうぞごゆっくりお読みください。
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