結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2025年11月18日 Vol.712
はじめに
おはようございます。
この一週間は例によって2026年刊行予定の本(コードネームabook)の原稿固めに集中していました。火曜日から土曜日まで毎日一章ずつ、第3章から第7章まで順番に進めています。特に第6章と第7章は「じっくり行く」という方針で慎重に取り組みました。11月末の脱稿までもう少し! がんばらねば!
今週の結城メルマガ
今週のメルマガでは、まず「文章を書く心がけ」として、書いた文章の無料公開とストック資産の活用についてお話しします。また「たかが番号、されど番号」では、番号の形式が直感的でないと何が起きるかを体験したお話を書きます。
読者さんからの質問にも答えています。「他人から相談されるのが苦手」という質問に対して、相談を受ける際の心がけについてお答えしました。
「望む環境で執筆ができず苦しいとき」という質問には、私が意に染まぬ仕事をするときの考え方をお話ししています。
「数学科以外の学生に、数学科の授業は理解できるか」という質問の回答では、最後に数学を独学することに関して思うことについてもお話ししました。
それでは今週も、どうぞごゆっくりお読みください。
目次
- 結城浩の談話室
- 書いた文章の無料公開とストック資産の活用 - 文章を書く心がけ
- たかが番号、されど番号
- 他人から相談されるのが苦手 - コミュニケーションのヒント
- 望む環境で執筆ができず苦しいとき - 本を書く心がけ
- 数学科以外の学生に、数学科の授業は理解できるか - 学ぶときの心がけ
結城浩の談話室
2025年11月15日(土)の「結城浩の談話室」では、出版関連の会社に勤めていらっしゃる50代の女性とお話ししました。
AIとコミュニケーションの話題を中心に、名前の読み方と音声のこと、介護とロボットのこと、小説における感情移入、神話のこと、心理学のこと、死後の世界、数学が「こわい」とはどういうことかなど、とても多様なことがらについてまったりとおしゃべりできました。
たいへん刺激的な時間をありがとうございました!
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結城は「談話室」という「ビデオをオフにした状態でZoomを使い、二人で自由におしゃべりするネット企画」を行っています。
◆結城浩の談話室
https://chatroom.hyuki.com
「談話室」の参加には予約が必要です。次回の予約受付(2026年1月分)は来週末ごろになる予定です。通常は受付開始してすぐに埋まりますので、ご興味がある方は以下の「談話室通信」にご登録ください。最初のアナウンスはそちらに流れます。
◆結城浩の談話室通信
https://chatroom.substack.com