こんにちは、ヤマセです。
皆さんは高級ブランデーというと何が思い浮かびますか?

「リシャール」や「カミュ キュヴェ」など様々なブランデーがありますが、【贅沢図鑑:最高級ブランデー】でもご紹介したようなものは、どの銘柄も中身もさることながら基本的にバカラ製のクリスタルボトルを使用するなどしており、ボトルが高級となっています。
ボトルだけでも1本100~200万円しますからね。ボトルを飾っているだけでも、かなりのステータスとなることでしょう。

そんな高級ブランデーの中でもコニャックの王として知られる「ルイ13世」。
1874年に誕生して以来、美しい風景と土壌に恵まれたフランス・コニャック地方の特級畑、グランド・シャンパーニュ地区で収穫された最高の葡萄のみを使用して1200種類もの原酒をブレンドしながら40年から100年熟成し創られた最高傑作です。

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「ルイ13世」はこの長い歴史を人類と共に歩んできました。
1929年には伝説に名高いオリエント急行の歴史に華を添え、1935年には豪華客船ノルマンディー号の処女航海で披露され、1944年にはシャルル・ド・ゴールによるフランスの解放を祝って多くの人々に振舞われました。

そうした時代の潮流を眺めてきた「ルイ13世」を祝した特別なリミテッド・エディション・シリーズ「Time Collection(タイム・コレクション)」が発売されます。

2年ごとに発売されるタイムコレクション

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「Time Collection」シリーズは、各エディション2年ごとの発売を予定。
その記念すべき第一弾として登場するのが、この『The Origin – 1874』です。

42年前の1874年にポール・エミール・レミー・マルタンによってはじめて「ルイ13世」は創られました。

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その当時のボトルデザインに回帰した商品となっています。
特徴的なのは、左右に装飾されている13のスパイク(現在は10つ)。そして上向きのデキャンを象ったストッパー(現在はフルール・ド・リスを模した形状)です。