オンナのウラガワ ~名器大作戦~
第155回 大人だけど枯れるには早い人たちのウラガワ(2)
◆もくじ◆
・大人だけど枯れるには早い人たちのウラガワ(2)
・最近の志麻子さん
12/16(土)「オメ★コボシ40」開催
太田出版よりイヤミス『嘘と人形』発売中
角川ホラー文庫より『現代百物語 不実』発売中
TV「有吉反省会」にヒョウ姿でひきつづき出演中
「岩井志麻子のおんな欲」連載中
カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中
・著者プロフィール
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「もういい歳なんだから、落ち着きたい」「でも枯れるにはまだ早いから、ちょっと大人げなくても許してほしい」、そんな人たちをつづっている今月。
岩井さんと同世代の芸能人・公子と冬美(ともに仮名)。ふたりとも、若いころと同じような芸能活動は出来なくなっているが、今のふたりの様子は対照的で……。
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2014年11月~15年12月のバックナンバーは、「月別アーカイブ」の欄からご覧ください。
2016年1月「会えなかったけど気になる女たちのウラガワ」
2月「接点がないのに気になる人たちのウラガワ」
3月「嘘をつかずにいられない人たちのウラガワ」
4月「春のおかしなお便りの数々のウラガワ」
5月「距離感のおかしい人たちのウラガワ」
6月「台湾から連れてこられたある女性のウラガワ」
7月「大人の夏の観察日記のウラガワ」
8月「大人だからわかる怖い話のウラガワ」
9月「『志麻子のヤバモンGO』なウラガワ」
10月「取り返せない夏の思い出のウラガワ」
11月「常夏の国で生きる女の秋のウラガワ」
12月「冬を生きながら春を待つ女達のウラガワ」
2017年1月「自分を重ねてしまう若者たちのウラガワ」
2月「冬に聞いた奇妙な怪談のウラガワ」
3月「春のさなかに聞いた怖い話のウラガワ」
4月「木の芽時な人達のウラガワ」
5月「五月だけどさわやかになれない人たちのウラガワ」
6月「面識なしでも喜怒哀楽を喚起する人々のウラガワ」
7月「ほんのり怖い人達のウラガワ」
8月「真夏なのに秋の予感な有名人たちのウラガワ」
9月「私が見たテレビの中の人のウラガワ」
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2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ/ソウルの新愛人のウラガワ/風俗嬢の順位競争のウラガワ/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ/「大人の夏休みの日記」なウラガワ/その道のプロな男たちのウラガワ
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十月は秋のど真ん中ではあるけれど、真夏の記憶がまだ生々しく残り、凍える季節にはまだ間があるという雰囲気だ。
人にたとえれば、中年だ。若かった頃が、遠すぎる思い出にはなってない。まだそれの続きがある、そんな気もする。実は冬もすぐそこなのに。
そんな今月は、「もういい歳なんだから、落ち着きたい」「でも枯れるにはまだ早いから、ちょっと大人げなくても許してほしい」といったテーマでお送りしている。
いやほんと、私も若くはないしある程度の発言する場なんてものも持たせてもらってんのに、大人げないったらありゃしない。だけど本当に怒らなくなったり、すべて寛容になったりしたら……何も書けなくなるだろうね。
いつものことだが登場する大人達はみんな仮名で、背景にも少々の手を加えてある。
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私と同世代の芸能人、公子。ふっくら包容力を感じさせる体型と観音様みたいな優しい顔だちで、一般のファンだけでなく多くの芸能人や業界人達にも慕われている。
最近彼女と共演した私は、元からこんな人だったんだと思ったが。昔を知る人は大げさに、全っ然違うよ~と首を振る。
公子と長年の付き合いがある週刊誌記者の小山氏によると、
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