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第309回 まだ楽観視できない未来を思うウラガワ(3)
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第309回 まだ楽観視できない未来を思うウラガワ(3)

2022-01-31 23:30

    オンナのウラガワ ~名器大作戦~
    第309回 まだ楽観視できない未来を思うウラガワ(3)

    ◆もくじ◆

    ・まだ楽観視できない未来を思うウラガワ(3)

    ・最近の志麻子さん 
     5月公開の映画『死刑にいたる病』に出演
     「夕やけ大衆」で「四畳半ホラー劇場」を連載中
     『でえれえ、やっちもねえ』角川ホラー文庫より発売中

     カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
     MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中

    ・著者プロフィール

    ===

    夫のいる韓国へも、愛人が住むベトナムへも行けなかった昨年。
    海外から来てもらうのも、もちろん難しい。
    まだ未来を楽観視できない気分を綴る今月。

    テレビ制作会社にお勤めの、仕事が優秀と評判の里穂さん。
    半生を聴いてみたら、すごかった。
    以前から仲良しのハードゲイの千鳥先生。
    新型肺炎が蔓延するまでは、海外の青年と付き合って(?)いたのだが……。

    バックナンバーはこちらから↓
    http://ch.nicovideo.jp/iwaishimako/blomaga

    2014年11月~20年12月のバックナンバーは、「月別アーカイブ」の欄からご覧ください。
    2021年1月「ゆるく共存していくことを考えさせられるウラガワ
    2月「いつの間にか入り込む怖いもののウラガワ
    3月「もはや共存するしかないあれこれのウラガワ
    4月「変わらぬもの、変わりゆくもののウラガワ
    5月「子どもっぽい大人、大人になっても子どもな人のウラガワ
    6月「ドライになり切れないウェットな物事のウラガワ
    7月「ホラーの夏なので怖い怪談実話なウラガワ
    8月「夏といえばの怖い話・奇妙な話のウラガワ
    9月「歳を取れば大人になれるわけではないウラガワ
    10月「この歳になって初めて知ることもあるウラガワ
    11月「「どこで逸れたんだろう」と考えてしまうウラガワ
    12月「人生そのものがお楽しみ会のウラガワ


    ※2014年10月以前のバックナンバーをご購入希望の方は、本メルマガ下部記載の担当者までお知らせください。リストは下記です。

    2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
    2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ​/ソウルの新愛人のウラガワ​/風俗嬢の順位競争のウラガワ​/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ​/「大人の夏休みの日記」なウラガワ​/その道のプロな男たちのウラガワ​

    ===

     旅行大好きな私としては、まるで監禁されているような気分さえ味わわされた2020~2021年だった。過ぎてみれば、あっという間だったともいえるが。

     夫のいる韓国へも、愛人が住むベトナムへも行けなかった。彼らも、日本にはやって来られないままだ。なつかしい友達がいる台湾やタイも、移住したいほど好きなシンガポールとマレーシアも、夢に出てくるほどだ。

     いっときは、故郷の岡山に帰ることすらはばかられた。やっと、去年の年末に帰れたけどね。妹の孫にも、ようやく会えた。もう、ちょこちょこ歩いていたよ。今年こそは海外へと夢見ているが、どうなることやら。

     そんな、「本当にもう終わったのか」「まだ楽観視はできないのか」という気分を書いてきた今月も、ラストを迎える。二月はもっと、楽観視が出来ればいいなと願いつつ。

                        ※

     テレビ制作会社にお勤めの里穂さんは、仕事が優秀と評判だった。私は先日、初めてお会いした。予想と違って、おっとり、ほんわかした雰囲気だった。実年齢より一回りくらい若く見え、二十歳の子がいると聞いて仰天した。

     大事に育てられたお嬢様で、真面目な学生時代だったんだろうな、と、これも思い込んでしまったのに。本人から実際の経歴、半生を聞いて、改めて自分の人を見る目のなさを突き付けられた。

     
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