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第99回 嘘をつかずにいられない人たちのウラガワ(3)
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第99回 嘘をつかずにいられない人たちのウラガワ(3)

2016-03-29 02:00

    オンナのウラガワ ~名器大作戦~
    第99回 嘘をつかずにいられない人たちのウラガワ(3)


    ◆もくじ◆

    ・嘘をつかずにいられない人たちのウラガワ(3)

    ・最近の志麻子さん
     有吉反省会にヒョウ姿でひきつづき出演中
     4/29(金・祝)「オメ★コボシ34」@ロフトプラスワン 開催
     5/15(日)「オメ☆コボシ3」@ロフトプラスワンWEST 開催
     満席になりました→バスツアー「岩井志麻子・徳光正行と行く【オメ☆コボシ】社会科見学」
     「韓流アフタヌーン~岩井志麻子のイイオトコ図鑑」次回は4/15(金)
     カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
     MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中

    ・著者プロフィール

    ===

    「嘘つき」について綴っている今月。
    今回は、岩井さんの年下のベトナム愛人Vにかかわるエピソード。
    Vが嫌っている親族は、すぐ下の弟の妻と、末弟の別れた妻。
    どちらも嘘つき、だそうだが、いったいどんな嘘をつくのか?
     

    バックナンバーはこちらから↓
    http://ch.nicovideo.jp/iwaishimako/blomaga

    2014年11月「「そんなプロもありか」な人達のウラガワ​
    12月「「殺人者」たちから聞いたウラガワ
    2015年1月「「大人の冬休みの日記」なウラガワ
    2月「「大人の冬休みの日記のつづき」なウラガワ
    3月「ベトナム愛人との旧正月のウラガワ
    4月「春の喜怒哀楽のウラガワ
    5月「韓国人夫の失踪届けを出したら……のウラガワ

    6月「ホラー作家まわりの怪異のウラガワ
    7月「異国の夏休みのウラガワ
    8月「そろそろ怖い目に遭う予感のウラガワ
    9月「秋風に謎めく過去のウラガワ
    10月「人生の秋を生きる女達のウラガワ
    11月「「結婚」に振り回される女達のウラガワ
    12月「出版業界の仕打ちのウラガワ」ほか
    2016年1月「会えなかったけど気になる女たちのウラガワ
    2月「接点がないのに気になる人たちのウラガワ

    ※上記以前のバックナンバーをご購入希望の方は、本メルマガ下部記載の担当者までお知らせください。リストは下記です。

    2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
    2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ​/ソウルの新愛人のウラガワ​/風俗嬢の順位競争のウラガワ​/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ​/「大人の夏休みの日記」なウラガワ​/その道のプロな男たちのウラガワ​

    ====

     自慢にも何にもならないが、年季の入った嘘つきのくせにいつまで経っても嘘が下手なため、すべてが瞬時にバレてしまい、結果として正直者になっている私。

     他人の嘘にもころころとだまされまくるが、十年近く前にマネージャーとして雇ったL美という空前絶後のホラ吹き女によって、「一応は疑ってかかろう」「やっぱりできるだけ正直に生きよう」となった。

     そんな今月は、嘘というものがその人を語る上で欠かせないものになり、何か物語にまで昇華させてしまった人達をとりあげている。

     さて、私は十八歳年下の韓国夫ジョンウォンもいるが、九歳年下のベトナム愛人Vもいる。韓国夫のいろんな嘘によって引き起こされた騒動はけっこうこの連載でも書いてきたが、それはいったんおいといて。

     ベトナム愛人は、それこそしょーもない嘘はついても大きな嘘はつかない。というのも、嘘をつかなきゃならん理由や状況がないからね。出会ったときから妻子があったのも、別に隠すことではなかったし。
     奥さんと別れてくれとか、一度もいったことない。思ったこともないからだ。今の状態が双方ともに居心地いいから、私も嘘をつく必要がない。

     ちょっと疎遠になっていた時期に、別のベトナム女性に子どもまで産ませていたのも、聞いたときはそりゃ普通に驚きはしたが、妻ではない私が怒ることでもないし

     Vとはもう十四年も続いているので、彼の親族のほとんどに会っている。そんなVが嫌う親族もいて、すぐ下の弟の妻と末弟の別れた妻だ。Vにいわせると、どちらもそろって嘘つきなんだそうだ。

     
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