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小説『神神化身』第二部 四十話  「舞奏競・星鳥 決着」
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小説『神神化身』第二部 四十話  「舞奏競・星鳥 決着」

2022-02-18 19:00
    Twitter公式アカウント(@kamigami_keshin)にて連載中の小説『神神化身』本文アーカイブです。


    小説『神神化身』第二部 
    第四十話 

    舞奏競・星鳥 決着

     ここまで長く遠い旅をしてきたような気がする。
     自分には生まれる前からずっと定められていた道があり、そこを外れて獣となるか、それに従い夜叉憑きとなるかの二択しかなかった。ただの栄柴巡に価値は無い。自らが顧みられるのは、偏にこの身体に継がれてきた血が故である。巡はそのことをちゃんと理解し、弁えていた。そうでなければ、傷つくのは巡自身だ。
     だから、栄柴家の次期当主として相応しく振る舞い続けた。自らに傅き、その才を崇める人間の主であるように。彼らの求めるものを与えることだけに集中してきた。
     栄柴巡の存在が許される条件は一つ。求められるまま与えること。そうして、与えられるだけ与えていたら、巡自身が削がれていくようだった。削がれたところで、気にする人間なんかいるはずもない。
     そうしてある日、巡は動けなくなった。望まれるがまま与え続けて、気づけば舞い続ける為の力すら失ってしまった。これでは求めるものを与えられない。舞えない当主が許される道理はない。栄柴巡はもう用済みなのだった。
     なら、さっさと諦めて自分から手放した方がいい。引き剥がされるくらいなら、自分から身を抉った方がまだマシだ。何をするにも一緒だった、自分が栄柴巡であったからこそ分かり合えていた半身に、巡は敢えて自分から言った。
    「もういい。お前だって俺が栄柴の家の子供だから、わざわざ話しかけてくるんだろ。俺はお前がいなくても平気だから、もうあっち行けよ」
     それを言った時の自分が本当は何を求めていたのか、今なら分かる。
     去ってほしいだなんて思っていなかった。いなくても平気だなんて、佐久夜相手には言いたくなかった。動けなくなってしまった自分を、それでも認めて求めてほしかった。言葉に出来なかったのは、あまりにも巡が追い詰められていたからだ。
     拒絶されたら、きっともう立ってはいられなくなるから。
     そして佐久夜は、巡の望む言葉をくれた。
     あの言葉があったから、巡はこの十年余りを生きてこられたのだ。巡に舞奏を手放させたあの言葉を、佐久夜はずっと悔いていたようだけれど。それでも、あの言葉は巡にとっての光だった。
     巡の有する夜叉は欲深く浅ましい。巡を仰ぐ従者は健啖家で、悪食である。そして、巡の親友は──多分、いつだって栄柴巡を諦めないでいてくれる。
     何一つ欲しがれない巡の代わりに、全てに手を伸ばしてくれるのが、秘上佐久夜だった。その慎みのなさに怒りを滾らせることも確かにあったけれど。
     この舞台に立てたのは、その欲深さが故であったのかもしれないとも思っている。
     
     
     結果が発表されるまでの時間が、酷く長いものに感じられた。巡の視界には、席を埋め尽くす沢山の観囃子の姿が見えている。それなのに、巡はまるで、この世には自分と秘上佐久夜と──九条鵺雲しか存在しないかのような気がしていた。
     およそ気が合わない御斯葉衆の覡主は、遠き果てでも見据えるかのような、奇妙な眼差しを天に向けていた。その様が、まるでこの世のものならぬ美しさを湛えており、巡は一瞬息を吞む。
     その瞬間、舞奏競を取り仕切る社人が高らかに宣言した。
    「星鳥──勝者は遠江國・御斯葉衆」
     遠江國、御斯葉衆。その言葉を、心の中で復唱する。
     ややあって舞台の照明が落とされた。永久の夢に落ちたかのような舞台から、袖へと下がる。その後、巡は静かに口を開いた。
    「……当然だ。九条家の血を引いた人間と栄柴家の血を引いた人間が組んでるんだぜ? どう考えても負けるはずないって」
     巡はただ淡々とそう言った。
     そうだ、負けるはずがないのだ。自分は舞奏から手を引いていたとはいえ、栄柴家の血を引いているのだ。九条鵺雲だって、当代一の覡と名高い。佐久夜の舞奏もそこらのノノウとは比べものにならない。自分達には実力がある。
    「ああ、当然だ」
     隣にいる佐久夜も、いつも通りの顔でそう言った。当然だ。分かっていたことだ。驚くような結果でもない。
    「当然なんだ。……俺達は、そうあるべき覡なんだから。勝って当然だ」
     なのに、どうしてこうも嬉しくてならないのだろうか。
     ずっとこの瞬間を待ち望んでいたようにも、反対に恐れていたようにも感じる。今はただ、勝てたことが嬉しくてならなかった。こんなことが、今までで一番、凄く。
     巡が言葉にならない感情に打ち震えていると、不意に佐久夜がふらついた。慌てて、巡が佐久夜を支える。
    「ちょっ、なんでお前がふらついてんだっての! びっくりしたわ!」
    「……すまない。何故だろうな。……安心……というわけでもないが、こうした結果は……俺にとっては、得難いもので、……。だが、俺は鍛えているから、たとえ転んでも受け身を取ることが出来る」
    「そういう問題じゃないでしょーが! もう! ていうか佐久ちゃん地味に重すぎ! 質量ありすぎなんだけど!」
     佐久夜をちゃんと立たせてやると、彼がじっと巡のことを見つめた。
    「……俺はいつも、お前に謝ってばかりだった。言葉にしても、しなくても、いつだってお前に──」
    「うん。そうだね。んなことちゃんとわかってるよ」
     その罪悪感が、佐久夜をずっと縛っていたことも。自分と佐久夜の間にずっと横たわり続けていたということも。全部知っている。
    「だが、今は──今は、こう言わせてほしい」
     佐久夜がいつかのように巡の手を取った。だが、いつぞやの時とは力加減も意味合いもまるで違う。そのまま、佐久夜がらしくなく顔を伏せた。そして、絞り出すような声で言う。
    「……感謝する。……俺に、この景色を見せてくれたことに」
    「何言ってんの。……当たり前でしょ」
     その時、ほんの一瞬だけ、巡はあのまま舞奏を続けていれば良かったんじゃないか、と思った。だが、あそこで舞奏を辞めた巡だからこそ、この結果まで辿り着くことが出来たのだ、と何故か思う。これは過去の自分を肯定したいだけなのかもしれないが、──そうであればいい、と宛先の無い祈りを捧げる。
    「ていうか、これが俺達の千年記の始まりなんだから、このくらいで感激されても困るんだけど。舞奏を終わらせるって啖呵まで切ったんだからさ。もっと欲深くいきなよ。いっつもこの比じゃないでしょ」
    「……ああ、そうだな」
    「ていうか、本当に大祝宴に辿り着いて、あの家から逃げ出せちゃったらどうしよう。比類無き御斯葉衆として栄柴家の人間が名を馳せたら、それは確かに最高の意趣返しだし餞だよね!」
    「……どうしようもこうしようもないと思うが……」
     佐久夜が、少し考えてから言う。
    「それは逃げ出すとは言わないだろう」
    「どういうこと?」
    「それだけのことを成した上で遠江を離れて、逃げ出すということにはならない。勇退……というのも少し違う気はするが……ともあれ、逃げてはいない」
     真面目な顔で佐久夜が言うので、巡は思わず笑ってしまった。佐久夜はこれで本気なのだろう。確かにその通りだ。大祝宴に辿り着いた巡に対し、この男が逃げ出すなんて言葉を使うはずがない。彼が求めているのは、揺るぎなき名誉の千年なのだから。
    「何故笑うんだ……」
    「え、いやいや、むしろ感激してるって! 俺、佐久ちゃんのそういうとこ好きだなー」
    「そういうところとは、どういうところだ」
    「あんまり聞きたがらないでよ。ほんと欲張りなんだから」
     欲張り、と復唱したきり、佐久夜は何やら考え込んでしまった。遠江國の夜叉として、何か思うところがあるのだろうか。
     そんな佐久夜を余所に、巡は自分の運命を変えたもう一人──九条鵺雲の方を見た。すると、視線に気がついた鵺雲が、いつも通りの笑顔で笑う。
    「やあ、どうしたの? 巡くん」
    「……勝ちましたね。俺達」
    「うんうん。素晴らしい結果を、僕も嬉しく思っているよ。一線から退いていたとはいえ、栄柴家の血はやはり素晴らしいね。それに、僕も九条家の血に恥じない舞奏を奉じられていたということかな」
    「……あんたの舞奏は凄かったですよ。少しでも後れを取れば、御斯葉衆の舞奏が丸ごと不協和音になってもおかしくなかった。あれだけ容赦無くやるとは思いませんでしたよ」
    「でも、君なら受け切ると思っていた。何故なら、君は栄柴家の覡だもの」
     鵺雲の言葉は託宣染みているけれど、今ではそれが彼なりの信頼であることを知ってしまっている。限られたものしか信頼しないが故に、信じたものに対して強固な彼は──悔しいけれど、御斯葉衆の覡主として必要な資質を備えている。そうして、鵺雲の視線が佐久夜の方へと向けられた。
    「遠江國の夜叉憑き、その真価を見せてもらったよ」
     鵺雲は、巡を認めることで佐久夜をも認めている。……遠江國の夜叉憑き。それが、鵺雲が遠江國に来た理由なのだろうか。いずれにせよ、巡には鵺雲に言わなければならないことがある。
    「……俺は、あんたにも感謝してるよ。一応ね」
    「それは──嬉しいね。僕なんか感謝に値するような人間じゃないんだけど、それでもとても喜ばしいよ」
     鵺雲は回りくどい言い方をしながら笑った。そして続ける。
    「僕の選択は、やはり間違えたりしないね」
     その意味を尋ねるより先に、視線を感じた。
     振り返った先に立っていたのは、今しがた競い合ったばかりの水鵠衆だった。巡が思うところのある阿城木入彦に、狐の耳を付けた拝島去記が、長刀を握ったまま立っていた。
     そして、あちらの覡主である七生千慧は、焦燥と怒りの混じった悔しそうな顔で鵺雲を睨んでいる。
    「七生くん。──今回の舞奏競は素晴らしかったね。君と競うことが出来て本当に良かったと思っているよ」
    「お前は……どの口でそんなことを言ってるんだ」
     七生が強い口調で返す。相変わらず七生は鵺雲に対して強い敵愾心を抱いているらしい。
     だが、七生の様子は修祓の儀の時とはまるで異なっていた。あの時の孤独に追い詰められた様子が──迷子のような寄る辺の無さが無くなっている。巡は水鵠衆の舞奏を観てはいないから、正しいことは判別出来ない。だが、舞台上で彼を変えるような何かが起こったことは確かだった。それが敗北した七生千慧の支えになっているのだろう。勝負が決する前よりよっぽど、七生は毅然としていた。
    「そこまで僕に厳しい態度を取らなくてもいいんじゃないかな? 別に僕は君の敵ではないよ」
    「よくもそんなことが言えるな。お前に負けた所為で、僕がどうなるかわかってるんだろ」
    「うん。ちゃんとわかってるよ。君がここで負けたことで、何が回避されるのかも」
     鵺雲は少しだけ冷たい声で七生に言う。七生はそれを言われた瞬間、息を吞んだ。何か核心を突いたことを言われたのかもしれない。そのまま、鵺雲が言葉を続ける。
    「どうして君が負けたのか、教えてあげようか。僕は水鵠衆の舞奏を最後まで見届けたからね」
    「……どういう意味だ。僕の才能の話をするつもりなら、今更だろ」
    「そうじゃない。水鵠衆の舞奏はなかなか面白かったよ。まがりなりにも君と拝島の血を引いた覡が組んでの舞奏だ。君を中心としたら、あれだけバランス良く纏まるんだなって驚いたよ。その分、拝島の血を引いていた彼は動きづらそうだったけれどね」
    「……勝手なことを」
    「でも、問題はそこじゃない。君は、その二人のことを大切に思い過ぎてしまっている」
     鵺雲が示しているのは、阿城木入彦と拝島去記の二人のことだった。
    「割って入ってわりぃけど、それこそどういう意味か分からねーな。何か問題があるのか?」
     そう言ったのは、七生の後ろに控えていた阿城木だった。
    「去記とかに比べりゃ、俺の舞奏はまだまだってことは分かってる。俺は化身持ちでもねーしな。でも、七生が俺らを大事に思ってるっつー事実は、それを埋める為の一助になるだろ」
     そんな阿城木を一瞥し、鵺雲は言う。
    「今回の場合は構わないけれどね。七生くんが目的を果たそうとするなら、やっぱりそぐわないんじゃないのかな。七生くんに足りなかったのは実力じゃなくて覚悟だよ」
    「絆が深い方が大祝宴に辿り着けるって泣ける展開もあるんじゃねーの?」
    「君は全然違う遊戯の話をしているんだよ、阿城木入彦くん。ルールが違うのに、化身持ちでもない君がこれ以上引きずられる必要は無い。君の存在は、緩やかに七生くんを追い詰めている」
    「それは、どういう……」
    「──やめろ。それ以上、お前が言うな」
     七生がそう言って、鵺雲の言葉を遮る。そんな七生に対し、鵺雲は言った。
    「君が過とうとするなら、僕は何度でも君を挫こう。僕は絶対に間違えない。何度でも正解を選んでみせる」
    「……お前の正解なんか、」
    「だって、君は今、救われている。そう思わない?」
     鵺雲がそう言った瞬間、社人が御斯葉衆を呼びに来た。勝者である御斯葉衆には、これから御秘印が授けられるのだ。
    「我は、またこの舞台で舞いたいと思っている」
     最後に口を開いたのは、拝島去記だった。
    「我は今回負けてしまったけれど……。まだ、大祝宴を諦めたくない。また御斯葉衆とも競いたい。千慧と入彦とこれ以上に絆を深め、その上で勝ちたい」
    「……願うことは自由だよ。拝島家の血を引いた覡の君。君の宛先の無い祈りも、巡り巡ってカミの糧になる。だが、そうであろうと、僕らは成すべきことを成すだろう」
     鵺雲はそれだけ言うと、水鵠衆に背を向けた。後に続く巡も佐久夜も、彼らのことを振り返ることはなかった。
     
     御秘印についての話は聞いていた。外で御秘印がどのように解釈され、想像されているかは知らないが、巡はそれがどのような形をしたものか、概ね知っている。
     御秘印とは、金色の矢羽を持った一本の矢である。普通の矢と違うところは、鏃の部分が鍵の形になっているところだ。それが開化舞殿を開く鍵の意味を持っている──というのが栄柴家の解釈であったけれど、真意は定かではない。
     覡主である鵺雲が御秘印を授かるのを見ていると、やはり覡主を譲ったことに思うところがなくもない。仕方ないものの、佐久夜が鵺雲をじっと見つめているのもあまり面白くない。
     別に鵺雲がこれで沸き立つところを想像していたわけでもないが、鵺雲は酷く落ち着いており、所作も流れるようだった。まるで何度も同じことを繰り返していたとでも言わんばかりだ。名門の九条家となれば、御秘印を受け取るまでも織り込み済みで稽古を重ねているのかもしれない。それはそれでいけ好かない話だが。
     御秘印を受け取れば、舞奏競の式次第は全て終了である。短いようで長い一日だった。巡はまだ、夢の中にいるかのようだ。あ、そうだ。勝ったら温泉行こうって話してたな、と巡は今になって思い出す。
     ──どうせなら、少し遠出して良い感じの温泉に浸かろう。鵺雲がちょっと顔を綻ばせるような趣味のいいところで、出来れば貸し切りで温泉に入れるところがいい。巡も佐久夜も鵺雲も化身が人目につく場所にある為、公衆浴場とはかなり相性が悪いのだ。だとしたらいっそ部屋に露天風呂が付いている部屋の方がいいのかもしれないが、それだと少し手狭になってしまう。
    「巡、何を思い詰めた顔をしているんだ」
     気づくと、本人もかなり思い詰めた顔をしている佐久夜が近くに来ていた。眉間に皺が寄っている。今日一日、佐久ちゃんはきっとずっと気を張っていたんだろうな、と思い、少しだけ微笑ましくなった。
    「いや、別に思い詰めてないよ。温泉のこと考えてた」
    「温泉」
    「ちょっと。温泉知らない子みたいな顔しないでよ。ちゃんと話してたでしょ」
    「あ、ああ……そうだな……。そういえば、そういう手筈になっていた……」
     そう言って、佐久夜が柄にもなく嬉しそうな表情を浮かべた。楽しみにしているのはまあいいのだが、そこまで喜ばれるとちょっと複雑だな、とも巡は思う。欲望に素直なのはいい──と、この舞奏競を経て思えるようになったものの、そろそろ躾直さなければいけないかもしれない。巡は佐久夜のことを一生赦してやらないつもりなのだから、状況に応じてちゃんと躾けてやらなければ。
    「ほら、佐久ちゃん行くよ。鵺雲さーん。鵺雲さんも温泉のこと忘れてませんよね。俺はそういうのきっちりしたい方なのでちゃんと行きますよ」
    「うん、巡くんと佐久夜くんがそう言ってくれるなら、是非とも湯治に参加したいな!」
    「別に俺は湯治を提案してるわけじゃないんですけど……ま、いいか。鵺雲さんはそれでいいよ。それでこそって感じ」
    「ふふ、ありがとう? かな?」
    「こんなことでお礼言われるのも微妙な気分なんだけど、こっちは──」
     ひらひらと巡が手を振ってみせる。その瞬間、巡は自らの異変に気がついた。
     生まれてから今まで、ずっと巡の掌に巣食っていた化身の形が変化していた。正確に言うなら、化身が蔦のようなものを伸ばし、手首の辺りまで浸食してきている。丁度、握り込んでも見えてしまう位置だ。
    「これは……」
    「段階を踏んだんだよ」
     そう言ったのは、御秘印を持った鵺雲だった。
    「舞奏競に勝った化身持ちは、例外無くそうなる。だから心配することはないよ」
     彼の化身は舞奏装束に隠れて見えない。だが、彼の話が本当なら、鵺雲の化身にも変化が起こっているはずである。佐久夜も、彼の化身がある腹に手を当てていた。
    「安心してくれて構わないよ。これは単なる証であって本質じゃないからね」
     鵺雲が笑う。彼の手もまた、化身宿りし鎖骨へと当てられていた。
    「僕らの夢こそ至高なれば、ここに正史を定めよう」
     
     







    著:斜線堂有紀

    この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。


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    ©神神化身/ⅡⅤ

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