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NEXT TOJ 〜TOJの歴史を振り返る〜 Vol.38
2017-03-10 09:001994年 国際サイクルロードレース
写真は雨の東京大会のものですが、フランスのクリストフ・マンジェン選手が連覇。富士大会でもクリストフ・マンジェン選手が優勝しています。 ちなみに、富士大会は現在のTOJの富士山ステージとは違い、富士スピードウェイで行われたそうです。 方式が変わって初の総合成績は、安藤康洋選手が優勝、スイスのディディー・ルュッグ選手が2位、3位は市川雅敏選手でした。
■栗村コメント 本格的なステージレース方式になったこの年に総合優勝を飾ったのは日本期待の若手、安藤康洋選手でしたね。そして、1990年前後に日本ロードレース界にとっての様々な扉をこじ開けていったレジェンド、市川雅敏選手が総合3位に。市川雅敏選手は1990年に日本人としてはじめてジロ・デ・イタリアに出場し、終盤まで総合35位付近に留まる素晴らしい走りをみせた偉大な選手。実質的には前年の1993年に欧州での活動 -
NEXT TOJ 〜TOJの歴史を振り返る〜 Vol.37
2017-03-09 09:001994年 国際サイクルロードレース
'94年の国際サイクルロードレースは大改革の年でした。 まずステージが東京、修善寺、富士、名古屋、大阪の5大会に。修善寺と富士は平日のレースが行われています(今までは週末のみの開催)。東京大会では中学生のレース、修善寺と富士では高校生(ジュニア)のレースも行われました。 また総合順位の決定方法が合計時間での順位決定に変更になりました。(これまでの総合は、各大会での着順の合計から算出していたようです。)
■栗村コメント 1994年の国際サイクルロードレースは上記の説明にあるように、現在のツアー・オブ・ジャパン開催に向けた大きな変化の年でしたね。総合タイムで個人総合順位を競うようになり、事実上のステージレースへ重要な進化を果たしました。 写真の選手はイノアックデキの藤野智一選手。右手でなにやらフレームのダウンチューブ付近を触っていますが、これはリア変速機
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