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今週の重賞データチェック! 七夕賞(G3)
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今週の重賞データチェック! 七夕賞(G3)

2015-07-06 09:54
    第51回 七夕賞(G3)
    7月12日(日) 福島競馬場 芝2000m

     夏の福島競馬における名物重賞・七夕賞。開催を締めくくる一戦だった以前とは違い、13年からは開催2週目に行われているが、施行時期に変更はなく、その名の通り七夕の前後に行われている。この時期のハンデ重賞のため一流馬の出走は少ないものの、06年に創設されたサマー2000シリーズの第1戦に指定されており、08年のミヤビランベリ、11年のイタリアンレッドがこのレースを制してシリーズの王座に就いている。そんな七夕賞の、過去の傾向を見てみよう。



    Check1
    上位人気は安定も……
     以前は1番人気が勝てないレースとして有名だったが、過去10年では3勝を挙げ、複勝率70.0%と安定した成績。また、2~3番人気は計1勝ながらも、合計で複勝率は45.0%と、「3着以内の候補」として上位人気はある程度の信頼は寄せられる。
     ただ、2~6番人気の合計で【3.4.7.36】連対率14.0%と、「連対候補」として考えると上位人気は今ひとつ。特に、過去5年では2桁人気が3連対を記録するなど人気薄の好走も目立ち、やはりハンデ戦らしく波乱含みの一戦となっている。


    【人気別成績(過去10年)】               
    人気    成績    勝率    連対率    複勝率
    1    3-2-2-3    30.0%    50.0%    70.0%
    2    0-2-3-5    0.0%    20.0%    50.0%
    3    1-0-3-6    10.0%    10.0%    40.0%
    4    0-1-1-8    0.0%    10.0%    20.0%
    5    1-0-0-9    10.0%    10.0%    10.0%
    6    1-1-0-8    10.0%    20.0%    20.0%
    7    2-1-1-6    20.0%    30.0%    40.0%
    8    0-1-0-9    0.0%    10.0%    10.0%
    9    0-0-0-10    0.0%    0.0%    0.0%
    10    0-1-0-9    0.0%    10.0%    10.0%
    11~    2-1-1-50    3.7%    5.6%    7.4%


       
    Check2
    穴なら5歳馬に注目
     牡・セン馬の年齢別では、5歳と6歳が各4勝。勝率や連対率、複勝率も差はわずかで、まずこの5、6歳馬が中心的な存在になる。ただ、表の右に記したように、5歳馬は3着以内の好走馬11頭中6頭が6番人気以下。一方、6歳馬は10頭中2頭にとどまっており、人気薄なら5歳馬、上位人気なら6歳馬の好走が多い傾向だ。なお、牝馬は全馬合計で【1.2.1.7】連対率27.3%。出走してくる馬があれば注目が欠かせない。


    Check3
    ハンデは55~57キロを中心に
     ハンデ別の成績では、57キロが最多の3勝、次いで56キロが2勝と、この56~57キロで計5勝をマーク。また、55キロが【1.3.5.17】で最多の好走馬9頭を輩出しており、この55~57キロあたりが中心的な存在になる。特に55キロは人気薄の好走も多く、おもしろい存在なる。その下の54キロは1連対のみと不振。軽ハンデを狙うなら52~53キロが良さそうだ。

    Check4
    外枠は不振、7番枠にも注目
     中山で代替された11年を除く過去10年・9回の枠番別成績では、4枠が複勝率47.1%の好成績。また、2枠が最多の勝ち馬3頭で勝率17.6%と、全体的に内~中枠の好成績が目立つ。6~8枠はいずれも連対率5%台と、外枠は不振だ。
     なお、表には記していないが、馬番では偶数番の馬が【8.5.3.52】連対率19.1%、奇数番は【1.4.7.57】同7.2%と、偶数番優勢の傾向にある。そんな中、不振の奇数番でも7番枠は【0.1.4.4】複勝率55.6%を記録しており、「七夕賞だから7番」という狙いもあながち悪くない。


    Check5
    栗東坂路組に穴馬多し

     パソコン用調教分析ソフト「競馬道 調教マスター」によると過去7年の出走馬の追い切りを分析すると、栗東の坂路とCWが各3勝で、栗東組が勝ち馬7頭中6頭を占めている。このうち、勝率や連対率が高いのは栗東CWだが、栗東坂路組は11、7、14番人気が勝つなど穴馬の好走が多く、単複の回収率も316.9%、138.3%と非常に高いのが特徴だ。
     なお、過去7年の優勝馬7頭はすべて、調教助手が騎乗して追い切られた馬だった。2~3着は約半数が騎手での追い切りだが、1着候補なら助手で追い切られた馬に注目したい。


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