4月30日はいい天気になりましたね。
バンクで撮影していると、暑くてどうしようかな?と思うぐらいでした。
紫外線が強くなる季節です。皆様外出の際は紫外線ケアを忘れずに!
前大会からの優勝杯返還。お客様からは2か月か!と声援が飛んでいました。
優勝旗返還
選手宣誓は岡村潤
静岡競輪場には沢山のお客様がご来場されていました。
ホームスタンド前にはずらっとお客様がいらっしゃってGI開催だーとしみじみ感じながら写真を撮っていました。
注目のレースはやはり11レースの初日特選レースでしたね。
アグレッシブでした。
井上昌己が欠場となったため、稲垣裕之の後ろで、岩津裕介と大塚健一郎が競り。この競りは岩津は失敗した感じがあります。大塚は見事でしたね。武田豊樹を止めて番手の仕事をしてから差しにいくスタイルは、これぞ競輪。そして、ゴール前、浅井が中割をしてくるところを、大塚、諸橋が浅井の両サイドから肘を掛けて中割阻止。最後にピュンと近藤龍徳が伸びたというレースでした。
ガチャガチャしても落車しない!これが競輪ですよね。
ダッグアウトから
■1レース
●捲って1着の菅田壱道
「柏野(智典)さんのところにいくつもりでしたけど、取られました。その後は中村(一将)さんが1人で行くのも見えたし、それを目標に行きました。中村さんの内か外か迷ったけど、今日の感じなら外でいいなと思って。今日は軽かったですね。和田さんに前は申し訳ないことをしたので、今日は大きいところで決められてよかったです」
●菅田マークの和田圭が2着
「恵まれました。柏野さんに4番手取られた時点でやばいかと思ったら、その後に行ってくれましたね」
●渡邉雄太が3着に粘った
「相当きつかったです。新田さんが来た時は、誰が来たかわからなかったので、そのまま踏んでいました」
●新田康仁は4着
「バックはあのくらいの勢いでいかないと、(中村を)止められないと思ったので、いきました。雄太の力量がちょっとわからなかったですね。最終ホームでかなりかかっていたら、これはもつかなって思ったけど、何の心配もいらなかったですね」
■2レース
●澤田義和が1着に
「1着でよかったです。緊張しましたね~。そのせいか、もう今はすごい疲れてます(笑)。でも、よかったですね」
●2着に捲った鈴木庸之
「出切れるとは思いました。岡田(征陽)さんが仕事してくれたのは見えました。おかげですね。これで最終日までいれます。それが第一目標だったので」
●山中秀将は3着に入った
「もう1回仕掛けられればよかったんですけどね…。そこが心残りです。何とか勝ちあがれたのはよかったですけどね」
■3レース
●柴崎淳の番手にはまり、そこから追い込んで1着の櫻井正孝
「(柴崎淳の)ラインで来られたら、自分で何とかしようと思っていたけど、小野さんが仕事してくれたので、自分も脚に余裕が出来ました。大きな舞台でラインで決まることは本当にすごいことだと思うので、よかったです。僕自身はラインで決まる競走が苦手なので、後ろが脚があったんだと思います。皆もそうだと思うけど、緊張感がすごいですね。前のレースで菅田先輩も決まっていたし、自分も決まってよかったです」
●櫻井の番手の小野大介が2着に入った
「静岡は相性いいですね。櫻井が頑張ってくれたので、自分も仕事しやすかったですね」
■4レース
●椎木尾拓哉が川村を交わして1着
「3番手に山田(英明)がいたのはわかってました。あんまり早く行ったら、後ろを引き出しちゃいますからね。ワンツーが決まってよかったです!」
●先行した川村晃司が2着
「きつかったですね、風が。でも、いいところで仕掛けることが出来たので、それがよかったと思います」
■5レース
●小岩大介が中川を交わして1着
「最後は交わせたのはわかりました。中川さんはさすがですね。すかさず行ってくれました。おかげでラインでワンツースリーが決まりましたね」
●捲った中川誠一郎が2着
「末が甘かったです。もう、熊本への思いだけで、気持ちだけで踏んでいた感じです」
「早めに踏んでくれましたね。よかったです」
■6レース
●最後に直線伸びて飯野祐太が1着
「全体的に落ち着いていましたね。調子はいいですし、また二次予選も頑張ります!」
●捲った吉本卓仁が2着
「飯野はどう動くかわかるけど、畑段(嵐士)がどう動くかが未知数だったので、まずは畑段の後ろからレースをしようと思いました。畑段も藤木(裕)をつけているし、何かするだろうと思ったし、連携が離れた時も藤木は追いかけるだろうと思ったので。落ち着いてレースは出来ましたね」
■7レース
●捲った坂本健太郎が1着
「前回の函館で加倉さんと一緒で、2回も失敗しているので、けっこうプレッシャーがありましたが、ワンツーが決まってよかったです」
●坂本マークで2着の加倉正義
「ゴール後は、函館で2回連携してダメだったので『その借りを返してくれたね』っていう話をしてました(笑)。そうしたら、健太郎が『おつりがきたでしょう』って言ったので、『まだまだ~』って言っておきました(笑)。まさかですね! 健太郎が強かったです」
■8レース
●捲って1着の吉田敏洋
「いつも通り、仕掛けどころを逃さず仕掛けただけです。それが遅いか、早いかは相手次第なので。卓也さんの存在が大きいです。今日は自分も自分の持ち味を出したし、卓也さんも卓也さんの持ち味を出してくて、人気に応えたので、すごいですよね。僕も36歳ですけど、こうして人気になる内は、その人気に応えられるように頑張りたいですね」
●けん制を受けたが、意地で追い込んできた山内卓也
「吉田が強かったですね。あれは、追いかけなきゃいけないですからね。いやー、きつかったです」
■9レース
●片寄雄己が地元で1着
「もう緊張で心臓が出そうでした。今日は1着で、根田も残せたのでよかったですね。先行の気持ちはよくわかっているので、絶対に残したいと思っていました。でも、(望月)永悟も決まれば、もっとよかったですね…」
●根田空史が逃げ残って2着
「やばい~、脚が痛い」といいながら検車場に戻ってきた根田。「ダービーは休みの日があるからありがたいですよね。自力には嬉しいです」
■10レース
●同着1着の三谷竜生
「1着で勝ち上がるのが1番いいですからね、よかったです。風は自分はあんまり気にならなかったです。他の人は苦しいけど、自分はちっちゃいんで」
●3着に入った大槻寛徳
「俺が止められていれば、もっとよかったんでしょうけど…。最後は自分なりに頑張ってみました。(昨年のダービーみたいに)決勝にいきたいですね」
残り1周。坂本貴史ともがき合う三谷竜生。
■11レース
●直線鋭く伸びて1着の近藤龍徳
「浅井(康太)さんが行って、武田(豊樹)さんの動きを見て、空いたコースを行きました。何とか抜けましたね。あれはハンドル投げ勝ちでしたね」
●稲垣の番手を競り勝ち、2着に入った大塚健一郎
「自分なりに仕事しようと思っていました」
大塚のもとにきた諸橋愛と大塚の会話
諸橋「危ないよー」
大塚「危なかった~」
諸橋「そこに浅井が来るんだもんな。肘かけたけど」
大塚「俺も肘かけた」
諸橋「そら浅井も抜けんな(苦笑)」
●先行した稲垣裕之は3着に
「後ろが競りになった時は、それ相応のレースをするように教わってきたので、今日もそう思って走りました。どっちが番手でも仕事してくれるのはわかっていたので。きつかったけど、でも、よかったです」