武雄競輪場を舞台に行われた第33回共同通信社杯は諸橋愛選手のGII初優勝で幕を閉じました。

すごかったですねー! 『そのスピードで時代を作れ!!』のキャッチコピー通り、ハイスピードなレースでした。

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勝負どころは、最終バックで、新田祐大が捲って出たところを、その内側に入って前に出た平原康多でした。平原の勝負勘は本当に凄いと思います。

そして、やっぱり凄いのは村上義弘! 自ら動いてレースを作りに行くのは先行選手の鑑ですね。これをやられたら、近畿の若手先行選手が奮起せざるを得ないでしょう。

今後の近畿勢から目が離せません!

そして、諸橋愛。本当におめでとうございます。非常に感慨深いものがあります。

もしかしたら、もっと早くタイトルを獲れていたのではないかと思います。

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《ダッグアウトから》

11レース 決勝戦

●優勝の諸橋愛
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「前受けして、誰が来るかによって何パターンか作戦を考えていました。康多が仕掛けてくれた時は、シュミレーション通りでした。そのあとは内に行くとは思ってなくて、そこは想定外でしたけど、でも、冷静に対処出来たと思います。4コーナーでも抜けないと思ってました(笑)。ゴール前に、康多を抜いて、隣を見ても誰もいなくて、自分が優勝だと思いました。自分は天才肌じゃないので、こうやって40歳で輝けたのは、支えてくれた人たちや江嶋さんがいなかったら、ここにはいないと思うので、努力して狙えるところまで来たのかなと思います。これから残りのGIをしっかり頑張って、グランプリを目指したいと思います」

2着の平原康多
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「行けるところまで全開で踏みました。二段駆けなのはわかっていたので、乗り越えたいと思ったので。ちょうど踏み込んだ時が空いていて、いいタイミングで、内に行きました。優勝を狙っていたので悔しい気持ちもありますけど、一緒に戦っている仲間が優勝なので、同じくらい嬉しいです。また頑張ります」

3着の新田祐大
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「色々と一成さんも前で思うことあったし、自分も番手で気持ちを作っていたんですけど、レースと気持ちと、そこをもっと合わせていくことが今後の課題かなと思います」

4着の松谷秀幸

「守澤(太志)にもらうまではよかったんですけど、もったいなかったですね。冷静に、いつも通り走れました」

5着の稲川翔

「もう今日は信頼してついてました。また勝負出来るように頑張りたいと思います」

6着の村上義弘

「力不足としか言いようないです。また頑張ります」

7着の渡邉一成

「村上さんが強かったですね。ダッシュにまかせて、すぐに出れると思ったら、いい感じで踏み上げていって、完全に僕に合わせるような、11の勝負でしたね。なんとか出切って、ペースで行けるように踏んでいたんですけど、そうしたら平原が捲ってくる感じがしたので、もう1回踏み込んで合わせようと思ったら、新田だと思ったのに内に平原さんがいてびっくりしました」

8着の村上博幸

「今回は4日間走って、脚も気持ちも余裕があったので、また勝負出来るかなと思ったので、またイチから頑張ります」

PHOTO BY MATSUKAWA GEKIJYOU!! 

松川高広選手が撮った写真です。

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後閑信一選手

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くつろいでいる記者さんたち

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山田英明選手

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坂本亮馬選手