本日は競輪祭は一次予選1が終了し、一次予選2が4個レース終了。
一次予選1、2共に1着は新田祐大だけ。まずはダイヤモンドレースが確定し、準決勝まで確定となりました。他の選手は結果待ち。その中で2着、1着で来た松井宏佑が、ダイヤモンドレースに半歩踏み入れた状態でしょう。オール一次予選で強さと運がなければ次に進めない競輪祭の厳しさを物語っています。
また、今日はナショナルA&Bの選手たちが良かったですね。
山崎賢人は良さそうだし、松井宏佑、新山響平も良かったです。
全日本トラックの成績は何だったんだ?と思うぐらい上がってきているようです。
また、ガールズグランプリトライアルは決勝メンバーが出そろいました。
A、Bともに良い決勝メンバーとなっています。特にB(アメジスト)はナショナルチーム所属の選手が全員決勝に進出。これも一つの快挙だと思います。
A(トパーズ)の児玉碧衣は凄かったですね! 上りタイムが男子並みの11秒5で圧勝!
レース前は緊張して、「震えが止まらない!」と言っていましたがレースの蓋を開けてみると、尾方真生の先行を後方からものすごいスピードで捲って圧勝。強かったですね。
「貯金残高4000円でお金が欲しい―」とレース後は言っていましたが、妹弟子の尾方真生と初対戦で、負けられない一戦だったのです。「練習では真生の方がタイムが出てるし、負けたら周りから言われるしー」とプレッシャーがひしひしと押し寄せ、発走前にはかなりのものでしたが、強かったですね。
さて、明日はガールズグランプリトライアルは決勝戦。そして競輪祭は一次予選2が8個レースです。
どのような展開となって結果が出てくるのか楽しみですね。
コビット19が猛威を振るい始めています。くれぐれも密にならぬよう、そしてマスク着用、手洗い消毒をこまめにを実行しましょう!
《ダッグアウトから》
■1レース
●1着の小倉竜二
「3回目の連携で初めていい感じのレースになりましたね。絡まれずに行ってくれたし、100点満点のレースでしたね。いい子でした。最後は踏み直す感じで行くかと思ったら、ちょっとたれて、抜き過ぎましたね。初日休みでフワフワするかと思ったら、1レースだったんでちょうどよかったかもしれないです」
●2着の柏野智典
「古性(優作)が後ろに入っていたのが怖かったですね。最後は小倉さんが僕にも行きやすいように行ってくれました」
●3着の山崎賢人
「初手は前以外なら何でもって感じでした。踏んだペースは最後はたれたけど、ぼちぼちですね。明日はもっとよくなると思います」
■2レース
●1着の新山響平
「ラインで決まったし、木暮さんに残してもらえて、よかったです」
●2着の木暮安由
「差したかと思ったんですけどねー(苦笑)。新山君が自分のレースをしてくれれば自分も2着はあると思っていたし、バックからまた加速していったので新山君の調子はよさそうですね。差してないのでいいとはいいと言い切れないけど、調子は悪くはないですね」
●3着の稲垣裕之
「先行意欲が高い選手が多かったので、自分も踏み遅れないように走ろうと思いました。道中脚を使ったし、新山もかかっていたので、最後はあれが精一杯ですね」
■3レース
●1着の佐藤慎太郎
「岩本が頑張ってくれましたね。余裕がないわけではないけど、ワンツーを決められなかったのは僕の技量不足ですね。野原もスピードありました」
●2着の野原雅也
「あそこは引けませんでしたね。河村(雅章)さんと並走できつかったですけど。明日以降も頑張っていきたいと思います」
●3着の岩本俊介
「昨年の一番シビレたのはは清水(裕友)との対戦でしたね。それしか覚えてません。自分が一番迫力あるところで体験できました。あれから一年。獲る気できている選手ばかりが来ている中、その中で力勝負できるのは楽しみです。今日は積極的にいかないといけないと思ってました。身体的にも軽いです」
■4レース
●1着の松浦悠士
「少し力んで、脚を使ったので、しっかりクールダウンしたいと思います。自分も踏み込んでいったら、前の川口(聖二)君も踏んでいったので、ラッキーでした。明日もしっかり頑張ります」
●2着の東口善朋
「三谷(竜生)君が失格しているので素直には喜べないですね。自分も余裕あったし、最後まで踏めたと思います」
●3着の園田匠
「ブロックされたけど、余裕はあったので行けると思っていました。けど、先に東口さんに行かれてしまい、3着でしたね。調子はここ最近で一番いいです! 初日3着の悔しさで気合が入ったので、明日以降も頑張ります!!」
■5レース 一次予選2
●1着の新田祐大
「中途半端でした。根田を踏みやすくさせて、他のラインにも行きやすくさせてしまいましたね。その後は岡村(潤)さんの後ろで休んで、あれは守澤もきつかったと思います」
●2着の根田空史
「初手は、前中団からで新田を前におきたかったので、作戦通りでした。昨日見て行き遅れたので、それを反省して、今日は思いっ切り踏もうと思ってました。あそこを全開で踏んだおかげではまれましたね」
●3着の守澤太志
「新田が山田(久徳)のところで休もうとした時に対処できなくて離れてしまいました。あとはもう必死でした! 気合いは入っているんですけど、情けないレースが続いています」
■6レース
●1着の諸橋愛
「作戦通りだったし、坂井(洋)君がいいレースをしてくれました。最後は、近道していたのもあるけど、僕的には戦えると思います。競輪をしているという感覚が自分の中で大事なんで」
●2着の山崎芳仁
「踏むところがなかったので、諸橋さんのコースについていくしかないなと思って、冷静でしたね。明日の休みはゆっくり過ごします」
●3着の深谷知広
「自分のレースができました。吉田(敏洋9さんと2人で決まれば一番よかったけど、自分のレースはできたと思います。1日休めるのは大きいですね」
■7レース
●1着の松井宏佑
「昨日は3車だったのに積極性を欠いたレースをしてしまったので、今日は2車でも積極的行こうと思っていました。それで2人で決まったのでよかったです!」
●2着の萩原孝之
「松井はダッシュがすごいので、心配だったけど、しっかりついていけてよかったです。最後は、内を空けたら、誰か来ると思ったので、ギリギリまで空けないようにと思って走りました」
●3着の橋本強
「平原(康多)さんが僕の後ろだったので、ずっと蛇行してっていう風にアシストして、平原さんが行きにくいようにしていました。小川(真太郎)の出が悪かったので、中を割るしかないなって思ってました。でも、萩原さんが上手くて、なかなか空けませんでしたね」
■8レース
●1着の岩津裕介
「いつもと違うポイント制で少し緊張しますけど、でも、やることは変わらないし、チャレンジャーの気持ちで少し気楽に走れました。雄吾は練習と同じように楽に駆けてくれましたね」
●2着の郡司浩平
「内を空けないように走っていて、脚が少しずつけずられていきました。自分の甘さが出てしまったレースですね。岡山勢が一枚上手でした」
●3着の取鳥雄吾
「皆が郡司さんのところを狙っていたので、僕だけ打鐘でサラ脚で行けたし、岩津さんと決まるようにと思って走りました。岩津さんにはいつも練習を見てもらっているし、恩返しをしたいなって思っていました」
ガールズグランプリトライアルB
■9レース
●1着の梅川風子
「水菜に警戒されてしまって、そんなのムシして行けばよかったのに、待ってしまったのは自分のよくないところですね。決勝戦は、1着を目指して、自分の力を出し切ることを大前提で頑張りたいと思います」
●2着の太田りゆ
「どうしようって思ったけど、梅川のところを目がけて行きました。脚を使ってなかったので、伸びましたね。選手になって初めてガールズグランプリに乗れるチャンスが目の前にあるので必ず掴めるように、強い気持ちをもって戦いたいと思います」
●3着の佐藤水菜
「自分で仕掛けようかと思ったんですけど、(山原)さくらさんのスピードがよくて、梅川さんの捲りは警戒していたんですけど、そこは脚力不足で重なってしまいました。でも、ゴール前までしっかり踏めたのでよかったです。ガールズグランプリに出るには優勝しかないですけど、そこは考えずに、しっかり自力で戦いたいと思います」
■10レース
●1着の高木真備
「少し消極的なレースになったのは反省点ですけど、しっかり優香の捲りに合わせられているので、調子はいいと思います。このトライアルで1着、1着で勝ち上がれたのは初めてなので、もう一回気を引き締めて頑張りたいと思います」
●2着の小林優香
「高木選手に並んだ時のスピードもよかったし、接触がなければ、行けていたと思います。そこを乗り越えるのが課題だと思うし、日に日に調子はよくなってきているので、決勝は優勝目指して頑張ります」
●3着同着の鈴木奈央
「前のレースを見て3着じゃないと決勝に乗れないので、3着以内を目指して走りました。判定を待っている時はすごくドキドキしました(笑)。結果を見てホッとしました。強い選手が集まっているので、臨機応変に自在で、1つでも上の着を目指したいと思います」
●3着同着の鈴木美教
「小倉は外伸びるイメージもあるので、4着かなとも思ったんですけど、同県の奈央ちゃんと同着で一緒に決勝に乗れてよかったです。決勝戦も気持ちで頑張りたいと思います」
■11レース ガールズグランプリトライアルA
●1着の柳原真緒
「冷静に捲っていけました。初日の先行して3着が自信になったので、冷静に捲っていけました。決勝は、強い人ばかりだし、しっかり自分で仕掛けていきたいと思います」
●2着の尾崎睦
「脚の感じは悪くないので、決勝戦はもうちょっと前々に走りたいと思います。平塚でグランプリが行われるし、何が何でもという気持ちで、決勝戦はガールズグランプリを決められるように頑張りたいと思います」
●3着の久米詩
「自分から早めに仕掛けられたのがよかったと思います。まだまだ技術不足はあるので、そこは経験を積んでいくしかないと思っています。繰り上がりで出場できたので、決勝までこれたのは上出来かなと思います。こういう舞台は初めてなので、まずは自分の力を出すことを目標にしたいと思います」
■12レース
●1着の児玉碧衣
「妹弟子の真生と一緒に走るので、すごく緊張してました。練習では真生にタイムで勝ててなかったし、小倉は先行有利なイメージで、あれだけ車間が空いていたし、番手に貴子さんだったし、最後まで我慢して踏もうと気持ちが入っていたと思います。11秒5ってベストが出ているので調子はいいですね!」
●2着の尾方真生
「決勝に乗るためには2着以内に入らないといけなかったので、よかったです。2日間しっかり走れているので、決勝も積極的な走りをしたいと思いますので、応援よろしくお願いします」
●3着の荒牧聖未
「最終バックで危機的な状況だったんですけど、車券に貢献できるようにと思って必死に踏みました。自分の力を出し切れるように頑張りたいと思います」
●4着の石井貴子
「今日は反省点しかないようなレースでした。なんとか決勝戦に乗れたので、できる限りのことはしたいと思います」