第56回競輪祭 二日目レポート ダイヤモンドレースは金子貴志！

浅井康太選手の強引な先行は痺れました！

ここ最近、中部勢が結束すると深谷知広選手の3番手が多かったと思います。自力で動いてこのメンバーで出切ることが出来るのですから素晴らしく強いですね。

そしてその番手から金子貴志選手が捲って1着。

バック前からの捲りで差されずの1着ですから仕上がっているように感じました。

残り1周。先行する浅井。


1着は金子。

さて明日は準決勝戦！

痺れます。どのレースも激戦必至。

どの選手が運を持っているのかがポイントだと思います。

しかし、勝ち上がってきている選手ですから、運を見極めるのは難しいですよね。

自分の運を信じていってみましょう！

ダッグアウトから

■６レース

●突っ張って逃げ切り1着の稲垣裕之

「緊張しました。でも、これは（近畿の）先鋒の務めなんで！　原田（研太郎）が迷いながら来たけど、あそこでは遅かったんで、突っ張りました。レースも対応して走れているし、状態はいいと思います」

●稲垣マークで2着の伊藤保文

「稲垣が強かったです。ラインで決まって良かったですね」

●稲垣－伊藤の3番手固めた山内卓也

「（四国勢が来た時）これはムリして内から行くと脚を使うから、引いて巻き返した方がいいと思いました。あれだけ稲垣が行ってくれましたからね。自分も3番手の仕事をきっちりしようと思いました」

■７レース

●捲って1着の石井秀治

「思っていたレースじゃなかったけど、結果は1着だったんで良かったです。踏み出しが良いので、状態はいいと思います。小倉なんで風がないからスピードが出ますね」

●先行した佐藤友和が2着

「今日は先行しようと思っていました」

●捲り追い込んで3着に入った川村晃司

「打鐘で思い切って行けば良かったです…」

敢闘門に戻ってきた後の佐藤と川村の会話

佐藤「稲垣さんのレースを見て、川村さんもあれをやるんじゃないかってドキドキしてました」

川村「あれは勇気いるからな」

佐藤「そうですね」

■８レース

●先行した小松崎大地の番手から追い込んで1着の山崎芳仁

「大地が強かったので、僕は何もする必要がなかったですね（笑）。誠一郎が捲ってきていたのは見えたけど、バックで止まっているように見えたんで、ヨコに来る前にちょっと振っておこうと思いました」

●捲り追い込んで2着の中川誠一郎

「隙があれば先行も考えていたけど、今日の展開なら捲りの方がいいかなと思いました。（最終バックで）三谷（竜生）君が離れているの、車間を空けているのか。わからなくて、難しかったですね。小松崎の伸びはすごかったです」

■９レース

●捲って1着の松岡健介

「叩こうと思って行った結果、中団を取れた要因だと思います」

●直線伸びて3着に入った大塚健一郎

「調子が良かった時は、内に行くにしても、もっとスッて行けていたはずなんで、まだまだですね。今日は何とか凌げたので、また明日も頑張りたいと思います」

■10レース

●直線伸びて1着の諸橋愛

「池田も頑張ってくれたし、神山さんが仕事してくれるので、僕も3番手の仕事をしっかりしようと思っていました。最後、内か外か考えて、今日は内に行こうと思いました。神山さんとは相性いいですね！（笑）」

●先行した池田の番手から追い込んで3着の神山雄一郎

「池田のおかげです。池田も今日はきつかったと思います」

●3着に入った小倉竜二

「池田君が踏んでいた分、最後は僕が抜けました。やった方でしょ」

●先行した池田勇人は4着

「1周半先行しているし、流すところがなかったんで、苦しかったですね」

■11レース

●荒井を交わして1着の合志正臣

「英明が思い切って駆けてくれたおかげです。昨日油断があったんで、その分、今日は気合いが入りました！」

●山田の番手から捲っていって2着の荒井崇博

「流れを見て動くってヒデが言っていたのに、今日はすごいやる気でしたね！　後輩のおかげです。またゴーちゃんに抜かれた…（笑）」

●3着に入った中村浩士

「脚がない分、コース取りでカバーしないと（笑）。でも、桐山が勝負出来る位置にいてくれたからこそですね」

●九州勢の後ろから行けずの桐山敬太郎（6着）

「荒井さんが車間を空けていたから、後ろは詰まっちゃいました。行けるのか、どうかなって見ちゃいましたね」

●果敢に先行した山田英明（9着）

「今日は、中途半端になるよりは行こうと思いました」

■12レース

●浅井の番手から捲って1着の金子貴志

「浅井の後輪にぶつかるくらいの気持ちで踏まないと離れそうなくらい、浅井はすごいダッシュでした！　準決勝も浅井の一緒なので、これは大きいですね。また明日頑張ります！」

●直線伸びて2着の村上義弘

「浅井のスピードもすごかったし、平原のスピードもすごかったです」

●赤板過ぎに前に出るも、浅井に叩かれ5着の脇本雄太

「浅井さんのスピードがすごくて突っ張りきれませんでした」

●後方から捲るも行き切れずの平原康多（8着）

「今日はきつかったですね」

●主導権取った浅井康太（9着）

「ワッキーは先行タイプだけど、僕も出切らないと持ち味が出ないので。平原さんの最終ホームですんなり行かれてもいないし、脚の状態はいいと思います」