明けましておめでとうございます
2015年もスタートしました。
昨年のグランプリでは武田豊樹の見事な優勝で2014年の幕を閉めてくれました。
思えば昨年は武田にとっては2013年に引き続き苦難の年でありました。
SS11問題での斡旋自粛。そして8月から新たなスタートを切りオールスターを制覇。そこからグランプリまでの完璧はシナリオを完結させました。
確かに8月の復帰直後のサマーナイトフェスティバルでは深谷に圧倒された感はありましたが、武田自身は仕方ないレース。
そこからオールスターで深谷が落車骨折し一人横綱の様に競輪界を引っ張ってグランプリまで駆け抜けた。深谷の脱落は見る側からは残念ではありましたが、これも競輪です。グランプリの深谷の出来は、骨折前の50 %ぐらいでしょう。
現状で武田の次の選手はやはり平原です。その平原をも上手くシナリオにも加え、コントロールしグランプリを制覇したのです。
その要因の一つに復帰戦に集中し、他を圧倒した事だと思います。「やはり武田は違う」と他の選手に植えつけた事。それがグランプリへの道を作ったのです。
そして今年は競輪界も新たなスタートをきりました。
それは2014年で一つの競輪にピリオドをうち、新しい競輪がスタートする事です。それは既に2014年12月31日を初日とする節からギア規制が掛かった事。
このギア規制の目的は、大ギアを踏むために選手が大型化し、惰性が付きやすく速度の変化に対応出来