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2015年に入り一か月が過ぎた。
ギア規制が行われレースも明らかに変わってきた。ここから先も選手自身がこのギア規制に対応し変化していくレースにも対応してくると思われる。
昨年までの大ギアで競輪のいいものが失われた。これは確かである。
そのいいものを知っている選手もいるが、それを実践する前にギアが変わっていった。その事でギア規制後は新しい競輪がスタートしたと思う。
「競輪の魅力とは何なのか」
単純に結果だけなら他のスポーツと変わらない。
競輪は日々レースがいずれかの競輪場でS級A級に関わらずほぼ行われている。他のスポーツとは違い圧倒的にレース数が多い事。ゆえにレースとレースのつながりがあって、それぞれにストーリーがある。もしくはストーリーが出来てきている。レースそのものもそうだが、選手それぞれにその事はある。
そして昨日の勝負が今日に、今日の勝負が明日に活きてくるのである。
それが本来の競輪の魅力でもあったはず。
しかしながら、大ギアでその事は薄くなった。
「日本一の先行選手」や「日本一のマーク選手」というフレーズもいつしか言われなくなった。
これは競輪の魅力が大ギアで削がれた証拠ではないのかと思う。
「タイミングが来たら掛けます」や「位置がないので単騎で走ります」という言葉は非常に寂しく感じる。
しいて言うなら脇本が日本一の先行選手と思うが、それに挑む選手も少なく以前とは様相が違う。マーク選手に至っては、ただ単に点数で並んでいるだけであり、またマーク選手の意味は前を抜けない
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