昨日のコメントにレスします。「競技麻雀」とは?
競技麻雀とはギャンブルではなく純粋なゲーム、競技として行う麻雀のことである
※Wikipedia より
競技とは一定の規則に従った状態で、何らかの技の優劣を競うことである
※Wikipedia より
僕の見解はWikとは少し違います。では具体的に話しましょう。
1・麻雀プロを集め試合の調整に競技麻雀ルールでセットをやりました
これは競技麻雀ではありません。だだの練習です。
2・私設リーグを設立し、本番と同じような模擬リーグ戦を行いました
練習ですが競技麻雀です。
3・フリー雀荘主催の麻雀大会に参加しました
これも立派な競技麻雀です。
4・木原プロが主催する「ブロマガ杯」にエントリーし、本選を戦いました
これも立派な競技麻雀です。
5・「われめでポン」に出演し、朝まで芸能人と麻雀した
これも立派な競技麻雀です。
6・天鳳十段坂で天鳳位を目指して頑張っている
これは競技麻雀ではありません。
麻雀で他人と競うとしたら結果(スコア)で競う
麻雀はアガリの技術を競ったり、手順を競うゲームではありません。
他人と競うポイントがあるとしたら、唯一結果で競うしかないのです。
天鳳の段位を友人と競うこと。これも競技麻雀ではありません。
称号を賭けて競っているようにはみえますが、対戦相手は何を競っていますか?
つまり競技麻雀とは――
決められた規定回数内で、決められた対戦相手と
同じ勝利条件を競うのが競技麻雀である。
と考えられます。競技麻雀プロが打っていようが
麻雀を始めて間もない人が打っていようが、それは関係ありません。
質問に答えると「Mリーグ」「RTDリーグ」
「天鳳名人戦」その全てが競技麻雀に該当するかと思います。
2着目で迎えたオーラスです。トップとは11800点差
3着の親とは1400点差、ラス目の北家とは12800点差です。
この東は当然ポンしますね。どのようなルール、メンツ
競技麻雀、フリー麻雀、どのステージにおいても共通の選択です。
さて、みなさんはどうしますか? 一度考えて見てから読み進めてください。
今まで天鳳のポイント配分をお金にして例えてきましたね。
トップ9000円、2着4500円、4着▲15000円といったようにです。
これだけ散々言ってきてもこの選択になるということは
どんだけトップが好きなんだよ という感想を抱かざるを得ないです。
僕は比較的トップ率の高いほうですが、それでもこれは5pを打ちますね。
できればもっと安く見せて、トップ目上家と愛の共同作業を期待したいところです。
こうなったら両面には受けず、シャンポンに受けそうです。
なぜならこれはハネマン確定だからです。
条件付きハネマンと、ハネマン確定では手牌の価値が大差ですからね。
もしもこれが競技麻雀だとしたら――
残り半荘数、勝利条件にもよりますが、上位20%程度が通過の
勝利条件だとしたら、天鳳のポイント配分を考えて無難な選択をするでしょうか。
しかしこの4人で競って1番になるのが勝利条件だとしたら、リスクを
承知の上でハネマンを狙ったほうが、勝利条件を満たす可能性が高いかもしれません。
確かに天鳳でも同卓者とポイントを奪い合い、誰かにラスを
押し付け合ったりすることで、一時的に競っているように思えるかもしれません。
しかし不特定多数と同卓するエンドレスゲームにおいては
その後同卓者が、降段しようが昇段しようが知ったことではありませんよね?
競技麻雀ではそうはいきません。他人のポイントが気になりすぎる
競っているのですから当然です。そこが競技麻雀の大きな特徴ではないでしょうか。
コメント
コメントを書く詳しく丁寧に質問に答えていただき、本当にありがとうございます。
「競技麻雀」と聞いてもプロ団体のタイトル戦、リーグ戦ぐらいしか浮かばなかったのですが、思ったよりずっと範囲が広くて驚きましたし、とても勉強になりました。
これからもブログ楽しみにしてます。