998403bd05b2a1ecddeeb20a31a9618cb62de56a

東4局、赤2のチャンス手。
2着から4着までは僅差の点数状況です。

何切る的な模範解答は打一索:麻雀王国ですが、松ヶ瀬選手の選択は――

23587273518cdcaff3ee7a65a0f2bdbc72ae207f

五萬:麻雀王国でした。おそらくこう受けたら
直近で打たれる東:麻雀王国はスルーしそうな気がします。

6ブロックに受けたというわけではなく、松ヶ瀬選手の感覚では 5ブロック+安全牌×2打法 ということなのでしょう。

a8b74374041617e6a5fcd4201e83848e89f0a644

五萬赤:麻雀王国五萬:麻雀王国一筒:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国五筒赤:麻雀王国六筒:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国七索:麻雀王国 ポン東横:麻雀王国東:麻雀王国東:麻雀王国

僕だったら魚谷選手から打たれた東:麻雀王国
ポンして3900点のテンパイだったでしょう。

松ヶ瀬選手は東:麻雀王国を落としながら
超ド級の門前テンパイにテンパイに仕上がります。

松ヶ瀬選手は何でもない手は繊細に
勝負手は振り切って攻めるのが得意な印象があります。

d36dd1f81e7cb7f1007fdbf578b014dff15c549e

松ヶ瀬選手が三索:麻雀王国をスルーしたシーンです。
このスルーは「勝負手を振り切って」というよりも

相手にソーズの染めであることが
バレたくないという意識が強いのだと思います。

繊細さは松ヶ瀬選手のストロングポイントかもしれませんが、繊細さの度が過ぎるとウィークポイントにもなり得るので