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東1局東家、瀬戸熊選手が七萬:麻雀王国をツモったシーンです。

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瀬戸熊選手は明確な意志を持ってアガリを拒否。七萬:麻雀王国をそのままツモ切りします。その結果、対面の亜樹選手が七萬:麻雀王国をポンテン。

本来1000オールの収入だったはずの瀬戸熊選手が、ツモ切りの結果、亜樹選手のツモアガリでマンガンを親被りするという事件がありました。

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事の発端は山に積んであった七萬:麻雀王国を瀬戸熊選手がこぼしてしまったこと。これが偶然未来のツモ牌で、しかも偶然アガリ牌だったのです。
僕の中ではポリシーとしてツモ切ることを決めてたので、本当申し訳ありませんでした。今後の麻雀人生の中で、あれをツモって言って進行していくのがちょっと嫌だったことと、自分も長い競技人生あるので。ルール上はアガっていいと思うんですけど僕の中ではアガらないと決めてました。

※瀬戸熊選手の試合後インタビューより
要約すると瀬戸熊選手は「自分がこぼした牌でアガることはフェアプレーに反する」と考え、このアガリを拒否したということだったのです。

・漢を感じて痺れました
・瀬戸熊選手の人徳を感じた一打
・これが瀬戸熊直樹という男の美学か 
・瀬戸熊さんの麻雀に対する姿勢尊敬します
・ぶれない信念貫き通したのはファンとして誇りです
・ホントにフェアプレー精神というか美学を感じました
・あの七萬:麻雀王国をツモらないから瀬戸熊さんが好きなんだと思った
・あの舞台で自分の麻雀への姿勢を貫いてことに敬意しかない

瀬戸熊選手の判断は青字のような高評価もかなり多かったようです。

しかしこの高評価は、この一件だけではなく、今までの麻雀人生で瀬戸熊選手が築き上げてきた人間性に対する評価ではないかと思う。

そういった評価を得るということは、人として素晴らしいことだと思います。しかし、この件の評価軸は人間性ではないような気がしてならないのです。

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