十段原点のポイントが2000PT
ポイントは順位によってのみ増減します。
十段在籍時のポイント増減は トップ+90 2着+45 3着±0 4着-180
4000PTに到達すると天鳳位に昇段。0PTを割ると十段に降段です。
九段原点のポイントは1800PT
ポイントは順位によってのみ増減します。
九段在籍時のポイント増減は トップ+90 2着+45 3着±0 4着-165
3600PTに到達すると十段に昇段。0PTを割ると八段に降段です。
※注 鳳凰卓東南戦の場合、詳しくはこちらを参照して下さい。
期待ポイントを最大にするということはどういうことか。
期待ポイント、つまり期待値とは、あることを行った結果に対する平均値です。
例えば
「サイコロの数が偶数なら、出た目のポイントを獲得」
「サイコロの数が奇数なら、出た目のポイントを失う」
といったゲームをします。とすれば、このゲームの期待ポイントは
-3×1/6
+4×1/6
-5×1/6
+6×1/6
合算すると+0.5ポイント。
1回行う毎に0.5ポイントの期待ポイントを得るゲームということです。
サイコロを振るのが過程です。出た目は結果です。過程において、振れば振るほど有利であることは間違いありませんが、結果は必ずしもポイントが増えるとは限りません。
偶数を和了り、奇数を放銃と置き換えて考えると
抽選ゲームの本質がおわかりになるでしょう。
ラス率を高める可能性のある選択は
期待ポイントを大きく減少させてしまうのが天鳳ゲームの特徴です。
例えばラス率が5%高まるような選択をすると 180P×0.05
期待ポイントは9ポイント減ってしまいます。
しかしその選択によってトップ率が15%高まるとしたら 90P×0.15
期待ポイントは13.5ポイント増加します。
※注 実際の期待値計算はもっと複雑です。
麻雀で期待値を正確に算出することは不可能です。
ということはこの選択によって
差し引き+4.5ポイントの期待ポイントを得るといえるでしょう。
結果は必ずしもポイントが増えるとは限りませんが
ポイントを減らすリスクに見合う選択ということですね。
ラス回避率を高めることだけが良い選択とは言えません。
本当に良い選択とは、マイナスするリスクを上回るリターンがある選択。
時にはリターンが小さく、どのような選択をしてもマイナスになることもあります。
その場合も、期待ポイントが最も減らないと思われるような選択をすること。
そう、それこそが期待ポイントを最大にする選択ということなのです。