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2月22日と2月23日の十段坂
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2月22日と2月23日の十段坂

2014-03-31 12:00

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    通常なら打m。しかし男はどうしても3色で決めたかった。
    だとすると
    3色の崩れるテンパイは眼中にない。とすれば打
    pこれが悲劇の始まりだった。

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    よし

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    は、はんねぇ・・・

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    望外のテンパイだった。男は打点を重視していた。タンヤオでなければ
    mとしてテンパイ取らずも考える巡目だが、曲げて9600は捨てがたい。

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    一列目の最後、男は7mよりマシな中張牌だったら
    ここで何待ちでも曲げようと思っていた。
    ドラだったのはホントに偶然。

    良い待ち?この景色でそれがだれだけあるというのか?
    先制と打点、
    既にメリットは十分にあるじゃないか。

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    当選

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    トップ目の親番、男はカン7p受けには全く興味がなかった。
    だってこれ、どこからどうみても純全帯么九三色でしょ?

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    こんなつまらん勝負が勝ち牌譜として残ってしまうとね。

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    男は目に見える景色を重要視していた。「三色?いや、これはソーズの――」

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    ・・・・何だっけ?

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    男は未練がましくあの時の牌山を開く。

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      本当にそれは関連牌??
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