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RTDインビテーショナルの話と11月後半の予定
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RTDインビテーショナルの話と11月後半の予定

2014-11-17 12:00
  • 5

11月15日「RTDインビテーショナル」という大会に出場してきました。
最高位戦日本プロ麻雀協会所属・張敏賢プロが立ち上げた会社の設立記念麻雀大会です。

弊社RTDは、麻雀と麻雀を取り巻く環境を、現代にフィットしたあるべき姿にデザインしなおすことで、感度の高い「知のゲーム」として再構築し――(中略)

RTDの事業目的の一つに「大規模なトーナメント運営」があります。「プロ」としての麻雀の道を極める為にもまた「プロ」として世間から認知される為にも、賞金で生計が立てられるような夢のある世界へ――(中略)

つきましては、弊社RTDは「夢」への第一歩となるトーナメント大会を主催いたします。優勝賞金100万円。会場もこれまでの麻雀大会とは一線を画す、華やかな舞台をご用意しています。我々が目指す、新しい麻雀の世界観を実感していただければ幸いです。

大会概要を一部抜粋して紹介しました。

この大会のスポンサーは、あのサイバーエージェント代表取締役藤田晋
おそらくはそのポケットマネー、ワンデイの大会でその賞金総額は――

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※エントリフィー無し、24名の大会です。

SUGEEEEE!!!

さて、僕はセミファイナルで敗れたわけですが、道中2回戦での失着をひとつ。

最強位戦ルール。10-30の順位点+トップには20pのオカが付く
いわゆるトップの評価点が異常に高いルール、オーラスでの出来事でした。

トップ目が親(アガリ止め有り)自分が西家で2着目、その差は2400点
3着目北家が9巡目リーチ、ラス目南家が序盤から無理やりピンズに染めている状況。

東家・36000
南家・12400(無理染)
西家・33600
北家・18000(リーチ)

リーチに打てない東家は、非テンパイなら当然引き気味になります。
南家はまだ形になっていない様子でした。僕は14巡目にテンパイ、牌姿が――

四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国六萬:麻雀王国九萬:麻雀王国九萬:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国 ドラ無関係

四萬:麻雀王国が2枚切れ、七萬:麻雀王国は1枚切れ。リーチの非現物待ちです。
四索:麻雀王国もド無筋でした。
「オーラスは条件できたら即リーチ」とは言いますが、トップを取る手段としては

ツモアガリOK・高め出アガリOK・流局2人テンパイOK・安め直撃OK

非リーチでもトップになるパターンがこれだけあります。リーチをかけると
流局2人テンパイがNGとなる点差、ここはホンのちょっとだけヤミテンが有利なのではないか――

北家に
七萬:麻雀王国ツモ切られても動じない。その程度の裏目は織り込み済みです。
そして打たれた直後ツモってきた三萬:麻雀王国はリーチにド無筋。

四萬:麻雀王国五萬:麻雀王国五萬:麻雀王国六萬:麻雀王国六萬:麻雀王国九萬:麻雀王国九萬:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国八筒:麻雀王国三索:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国 ツモ三萬:麻雀王国

リーチ前に八萬:麻雀王国リーチ後に二萬:麻雀王国が通っている。六萬:麻雀王国は初牌だが九萬:麻雀王国は2枚切れ。
東家はノーテンだと確信している。こういうのは大体所作でわかる。

ツモ捨ての間が悪い。普段淡々と摸打をする人だからこそ
ほんのわずかな逡巡でもキズとなる。さて、
残りは2巡――

「ロン――」五萬:麻雀王国に声をかけたのはリーチの北家。打ったのは僕。2600点の放銃で3着落ちはまぬがれましたが、機を逸してしまった感は否めません。

もしもエンドレスゲームにおいて成績を競う、つまりこの選択を1000回繰り返して期待値を比較するならば、放銃確率の低い打五萬:麻雀王国が若干有利な気がします。

しかしこのような
勝利条件が厳しい短期戦、今ノーテンであろう東家が残り2巡で無理矢理テンパイを組む可能性も込みで考えるとどうなのか――

昔ブログに「ブレ幅MAX打法」という記事を書きましたが

45%で10000円もらえます。55%で10000円を支払います。このクジを24人で引いて、獲得金額上位4人が決勝です。クジを引く権利は1人あたり10回――

というようなルールで「期待値マイナスだから1回もクジは引かない」という人は決勝には残れないでしょう。勝利条件の違いによって最適戦略が変わるものだということを

まるで学習していねぇ・・・

少し自分にガッカリしました。それでもこの日は本当に
ツイてまして
セミファイナルまでトータル3位で進出できたんですよ。

ほぼ連対条件で決勝といった勝利条件下、南3局1~3位まで3000点差以内の接戦。
もうその時は100万円に向かってガツガツ進撃していたのですが――

ラス目のヤミテンにハネマン放銃でBADENDでした。
この時に思い返すのはやはり2回戦目のオーラス。本当に悔いが残ります。

この大会、優勝したのは来賀友志様でした。
おめでとうございます!その自慢ブログをご堪能下さい。



11月後半の予定です。前半は1度しか外出しないという引き籠もりっぷりでしたが

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テンパりチャンネルに連日出演いたします。

11月20日19:00~


11月21日20:00~


11月24日は東大駒場祭にゲスト11:00~15:00まで
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日刊スポーツ杯・スリアロトーナメントの解説もやってます。

11月19日20:00~


11月26日20:00~


こちらは収録済みです。忍田プロの麻雀は特に天鳳民にも一見の価値ありです。

11月30日  後日URL貼ります

小林剛プロとハンゲーム「麻雀4」の実演放送いたします。こちらの方もお楽しみに~

次回配信予定
  • 2024/11/29
    田幸選手の話
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駒場祭に進取果敢を持って行ったらサインして頂けますか?笑

No.1 121ヶ月前

文中の2回戦の失着、結局どうすればよかったと後悔したのかがちょっとよくわからなかったです。・最後は3mを切るべきだったのか?・リーチをするべきだったのか?・それとも「いや~ツイテナイよ~」的なよくフリーとかで見るような話なのか、どんな感じでしょうか?

No.2 121ヶ月前

3mを勝負して
抽選を受ける可能性を残すべきだったって事じゃないですかね?

No.3 121ヶ月前

藤田晋社長は、青学の学生時代、雀鬼会通い詰めたって、著書にありますからね。麻雀に理解がある、良いスポンサーを見つけられましたね。

No.4 121ヶ月前
userPhoto 木原 浩一(著者)

>yanmingさん はい!喜んで!

>aeioeoaoさん 自分の表現能力が足りないばかりに誤解をさせてすいません。ツイてないとは一切思わなかったのですが伝わらなかったでしょうか?

>アーサーさん ヤミテンは仕方ないにしてもダマプッシュ継続でしたね。

>ナラナラさん 雀鬼会の話は存じておりました。出資する価値の見い出せるものができることを期待しています。

No.5 121ヶ月前
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