『ボーン・アイデンティティ』のマット・デイモン主演でおくる、『第9地区』のニール・ブロムカンプ監督の最新作『エリジウム』。この度、その新しい予告編が公開されました。
今作は2154年の二極化した世界を描くアクションSF映画。『第9地区』に通じるディストピアな雰囲気がたまらない予告編となっています! 以下からご覧ください。
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今作は、犯罪や病気を克服した夢のスペースコロニー「エリジウム」に住む富裕層と、荒廃した地球に住む貧困層に二分化された未来の世界が舞台。事故により余命5日となってしまった地球に住む男、マックス(マット・デイモン)が「エリジウム」へと侵入し、「永遠の命」を手に入れるため死闘を繰り広げる......といったストーリーです。
ブロムカンプ監督は前作『第9地区』で、南アフリカのアパルトヘイト政策を、地球にやってきたエイリアンの難民と、彼らを隔離する人類との対立に置き換えて描いていましたが、今作では移民、社会格差、健康保証などの問題をテーマにしているとのこと。
そういった難しいテーマがありますが、今作は『第9地区』以上に、ワクワクするSFガジェット満載のアクションが楽しめそう。しかも、名優マット・デイモンがスキンヘッドになって、パワードスーツを身体にネジ止めして暴れてくれるってんだから、もう期待するしかない!
他にも、バリアやテレキネシスのようなものと刀を武器に彼に襲いかかる謎の男、クルーガーが超かっこいい! そのクルーガーを演じるのは、『第9地区』で主人公のヴィカス役を演じたシャールト・コプリー。今回はかなり雰囲気が変わっています。そして、髭が似合ってる!
映画『エリジウム』は9月20日(金)新宿ピカデリーほか全国ロードショー。
[映画『エリジウム』公式サイト]
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(傭兵ペンギン)
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