スーパーマリオ リアル パタパタ アート


今回の美術のお時間は、めずらしく立体アートです。

ちょっと前にお届けした記事「マリオの敵キャラを恐ろしくリアルに描いたアート」ですら、コワいというご意見を多数いただきました。そうした敵キャラが2Dから飛び出して、現実の世界に現れたとしたら...どうでしょう? それがコチラ『スーパーマリオブラザーズ』のパタパタ、もうリアルさを通り越して、いくばくかのグロささえ感じてしまいますね。 では、このちょっと不気味で激リアルなパタパタが作られた、真の目的に迫ってみましょう。もしかしたら、最近はキノコ王国のリアル化が地味にキテいるのかもしれません。

今回その波に乗り、パタパタの剥製を作ったのはアーティストのデリック・マアセンさん。 マアセンさんがこの立体アートを生み出したのは、8月11日から1ヶ月間行われる第11回「SUPER i am 8bit」という展覧会のための、トロフィーとして製作したんですって。 その展覧会は、100名以上のアーティストが、80年代のテレビゲームを題材に、思い思いのアートにした作品を展示するものなのだとか。会場はロサンゼルスの、ドジャー・スタジアムから少し西に行ったあたりなので、L.A.にお住まいの方々はぜひとも覗いてみましょう。

ちなみにこのトロフィー、サイズはだいたいですが、縦39センチ×横18センチ×奥行き18センチ。翼のパーツは23センチという意外と大きなもの。使われた素材はアンティークなカメの剥製、ニワトリの翼、ハリガネとアクリル絵の具だそうです。 こちらも夏休みの工作にいっちょいかがでしょうか?新学期早々クラスの皆がブッたまげますよ!  


Koopa Paratroopa Trophy by Darick Maasen (Facebook) (Twitter)
Photo taken by Skye Enyeart-Rust [Via: darickmaasen via Kotaku

(岡本玄介)