3Dプリンターを持っていたら、色んなものをプリントしたいと思うでしょう。自分がデザインしたものが形になっていくのは、それだけで十分楽しいですよね。
でも、io9が紹介しているホセ・ジュリオさんは、3Dプリンタを普通に使うだけでは満足できなかったみたいです。なんと彼は、3Dプリンターをハックしてエアホッケーロボットにしてしまったそうなんです。
しかも、このロボットは千葉大学の並木研究室が開発したエアホッケーロボットとは異なり、二次元の動きをしてパックを弾き返すそうです。
では、以下から、人間の力では到底かないっこなさそうな動きをするロボットの動画と詳細をご覧ください。
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io9によると、ホセ・ジュリオさんが作ったこのエアホッケーロボットには、NEMA17ステッピングモータ、ドライバー、Arduino Mega、RAMPS、ベルト、ベアリング、ロッドといったRepRap 3Dプリンタのパーツが使われているのだそうです。
また、ブラケットやパック、マレットは3Dプリンタでプリント。テーブルは既製品を使い、動きをモニターするロボットのカメラは、PS3のものを使用しているのだそうです。
テーブル上空からカメラがパックの軌道を監視し、パドルを最適なポジションに動かして跳ね返します。なんと、壁から跳ね上がった動きすら予想することも出来るのだそうです。
そんなことまで出来るとなると、普通の人間では勝てそうに無いと思いませんか? ジュリオさんのサイトによると、今のところロボットは子供には負けることは無いけれど、スキルのある大人であれば勝てないことも無いのだとか。
ただ、あと少しの改良で、さらに強くすることが出来るらしいので、そうなればちょっとやそっとのスキルでは敵わなくなってしまうでしょう。ちなみに、弱くする分には、スピードや作戦のアルゴリズム等を調節すれば良いだけなので簡単。調節さえすれば、エアホッケーが苦手な人でも超得意な人でも楽しめるのが良いですね。
このエアホッケーロボットの組み立て方法やスペックは、ジュリオさんのサイトで公開されています。パーツも手に入り易いそうなので、興味がある方は参考にして作ってみては如何でしょうか。
[via Hack a Day via io9]
(中川真知子)
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