• このエントリーをはてなブックマークに追加

2025年10月の記事 1件

教科書の外の話①「産業革命」

18世紀後半〜19世紀前半イギリス、産業革命。この時代の「常識」は、現代人の脳みそからすればギャグにしか見えない。 これまで僕が学んだことは、偉業と愚行はいつも同じテーブルで酒を飲んでいることだ。 歴史というものは、よくもまあ真面目な顔でバカなことを繰り返している。 その中でも産業革命というやつは、人類が「未来」に足を踏み入れた瞬間であり、アホの極みを記録した時代でもある。 蒸気機関が轟音をあげ、鉄と石炭の匂いが街を包み、人々は進歩という言葉に酔いしれる。 それも文字通り、酔っ払いながら。 ◆前置き 人類が未来に足を踏み入れたのは、18世紀のイギリス。 機械は歌い煙突が唸り、綿糸はかつて倍の速さで紡がれ、鉄は倍の量で打ち出されるのでしょうl。 「人間は自分の腕より頼もしい力を手に入れた」と、歴史の本には書いてあった気がする。 だが、同じ時代の街角といえば、文字通りのくそクソ糞。 丁寧に言うと、泥と糞尿と馬の死体の匂いが充満していたという記録ばかり。 「工業都市」と呼ばれたマンチェスターも、僕からすれば糞で作った泥団子みたいなものだ。 舗装されていない道は雨が降れば膝までぬかるみ、晴れればクソの粉塵が舞う。 川は糞尿が発行し泡立つ汚水の色で、夏場は腐った牛骨と布くずが浮く。 ゴミと死体と、川というブラックボックス。 当然コレラやチフスが都市部で爆発的に流行し、命を落とす人間は後を絶たない。 だがしかし誰も「水質をどうにかしよう」とは思わなかった。 悪い空気が病気の原因だと信じ、街中がうんこの臭いで満たされていても誰も疑問を持たない。 だが人々は「自然が浄化してくれる」と信じ続けた。 「んなわけね~だろ」←そんなツッコミは、当時16のガキの脳みそでもできた。 当時はんなわけね~こたねーので、代わりに別方向へ進化した。 それが「ビールを飲もう」「ジンなら安全だ」という脳筋にも勝るまさかの方向である。 まさに知恵とは別のベクトルで進歩してしまった文明。 そんな中で人々は、エールを掲げながら言うのだろうな、「ここが未来の中心地だ」と。 たしかに産業革命は未来ではある、ただしめちゃくちゃ汚い未来ね。  

教科書の外の話①「産業革命」
Rest in pixels

ここは、瞬間を切り取った、会員限定の特別な空間。 シックで大人びた瞬間から、アートのような一枚まで―― ここでしか見られない写真を、じっくりと楽しんでください。 📸定期的に更新される録画録画写真 🖤気まぐれに公開される未公開カット 🎁長く応援してくれる方には、サイン入りブロマイドデータのプレゼントも…? 「ただ見る」だけじゃなく、「感じる」場所に。 あなたも、この秘密のギャラリーへ。 🔒会員限定公開 今すぐ登録して、特別な一枚を。

著者イメージ

黒野京

マルチクリエイターアーティスト。 イラスト、動画、モデルetc

メール配信:なし更新頻度:毎月3本程度※メール配信はチャンネルの月額会員限定です