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小原信治さん のコメント

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小原信治
>>3
「1年に3万人以上が自殺している」ということに向き合ったのは「GO GO HEAVEN 自決少女隊」という漫画原作とドラマの脚本を書いた30代の時です。向き合って考えすぎて僕自身、取材していた心療内科医の方に鬱病になってますと診断されたんですが、その時、傷が治る過程でできた瘡蓋が少しだけタフにしてくれたような気がします。阪神淡路大震災よりも東日本大震災よりも多くの人が自ら命を経って亡くなっているのに、誰もがもっと積極的に手を差し伸べたり理解して救おうとしないのは生きている僕らの方が人の自死に麻痺しているからだったり心のどこかが狂っているからなんだろうなと思ってしまいます。おいしい牛肉は食べたいクセに牛の解体を直視することからは目を背けているみたいに。
No.5
102ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
   スペインで暮らしている日本人の友人と久し振りに食事をした。元闘牛士のオーナー以下全員スペイン人で切り盛りしている渋谷のスペイン料理店で本場さながらのパエージャを食べた。店内には陽気なスペイン語が飛び交い、フラメンコギターの生演奏が響いていた。言っておくが店を選んだのは僕ではなく彼だ。何年か前に帰国して食事することになった際、彼の為に和食店をいくつかピックアップしておいたのだが「気が進まない」と自ら足を向けたのがこの店だった。要するに彼はスペインが大好きなのだ。以来スペイン在住の彼と日本で食事をする時はいつもこの店だ。 「スペイン人の陽気さは日本にはないよね」  彼はそう笑いながら流暢なスペイン語でスペイン人スタッフに同意を求めた。  
草の根広告社
『草の根広告社』は、放送作家を生業とする僕が、2004年からとある番組サイトで日々の想いを徒然なるままに綴って来た「人生日誌」です。大都市東京の通勤圏にある海辺の小さな町「秋谷」で暮らしている現在は、本業の傍ら、浜でビーチグラスを拾い、畑を耕し、海沿いを走りながらの日々の思索と

「海辺暮らしのミニマリズム」について書いていこうと思います。ともに掲載する「海と空の写真」が読んで下さる方の深呼吸になればと願っています。