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娘が眠れずに激しく泣き喚いている時に気がつくと口にしてしまっている言葉がある。
「眠たいなら泣いてないで眠ればいいのに」
もちろん眠たいのに眠れないから泣いているのは十分理解している。眠ったら起きられないのではないかと赤ん坊が不安に感じているからだということも、交感神経と副交感神経の切り替えが上手にできないからだというメカニズムも育児書で読んだ。だから決して本気で言っているわけじゃない。でも気がつけばそう言ってしまっているのだ。愛情たっぷりの溜め息混じりに、赤ちゃん言葉まで使って。
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「やりたいならさっさとやればいい」私も口には出しませんが心で呟いてさしまう人です。母が言っていたのかな?記憶にはありませんが、たぶんそのような気がします。
赤ちゃんのときに繰り返し言われたことが潜在的に残るものなんですね。
遺伝ではありませんが、自然と記憶されたことが繰り返されていくっていいことも悪いこともありますね。怖いな。
小原信治(著者)
>>1
子供の頃に親から貰った言葉って自分でも気づかないうちに奥底にインプットされているんだなとちょっと怖くなりましたが、よく考えれば今話している日本語自体も最初は親の真似をして使い始めたものですもんね。責任を感じます。