1972年に公開された第4作目『猿の惑星 征服』で人間の奴隷として使役されていた猿が革命を起こすきっかけになったのが人間に対する「NO」という言葉だった。 

 ひとり一人が自由で自立した存在である人間にとって「NO」という言葉こそがもっとも重要な意思表示なのだろう。その言葉が使えるようになって初めて、人間は自分の足で歩き出すのだろう。