• このエントリーをはてなブックマークに追加

チャンネルと同時入会でプレミアムが初月無料!(0円)

「母が見ていた風景」
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

「母が見ていた風景」

2020-08-14 07:00

     ぼくが暮らす秋谷は農漁村であると同時に別荘地でもある。古来より風光明媚な地として知られる立石の絶景は江戸時代に安藤広重によって描かれ、明治時代には葉山御用邸を訪れていた陛下お気に入りの場所となり茶寮が作られた。夏目漱石がその才能を高く評価した作家泉鏡花「草迷宮」の舞台でもある。大正昭和には企業の保養所が次々と建設された。ぼくが生まれるまで銀座で働いていた母も夏休みに会社のみんなと泊まりがけで訪れたことがあると話していたから少なくともその頃にはもう都会で暮らす人々にとって束の間の非日常を味わう場所になっていたのだろう。

     
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。